呉ろうあ協会より見学

12月4日(水)

今日は呉ろうあ協会の会長様より広島市のろう者の方と手話通訳15名ほどでの見学を依頼され、石泉文庫、そして宇都宮黙霖のことについて30分ほど、いつものようにプロジェクターを使って話をすることに。

お寺は急な予定がどうしても入りがち。
今日もお葬式が出来たので、その前にイチョウの葉を出来るだけ撤去し、本堂に宇都宮黙霖の掛け軸などを掛けて準備。

当山の前に住蓮寺にも寄られているそうなので、話がかぶらないかなとも思いながら。

初めての訪問で、黒板が印象的だったよう。
やっぱりこの黒板、綺麗にしておいてよかった。

ようこそのお参りでした。

 

それが終わって広南中学校へ寄席のチラシを持ってごあいさつに。

 

呉東組法中会

12月1日(日)

ともかくも あなたまかせの 年の暮れ

早いもので、今年も師走。

今年は宇都宮黙霖生誕200年。
その締めくくりとなる記念行事《専徳寺寄席》を12月22日に開催。

専徳寺寄席

 

広南中学校で落語を指導しているジャンボ衣笠さんを招いて、創作落語『黙霖物語』他、落語を。

そして、前座として広南中学校 日向亭ifさんの出演も決まったため、チラシを用意。

いい寄席となるよう、少しずつ準備中。

 

今夜は今年最後の呉東組法中会が川尻真光寺にて。

本願寺のポスターや本願寺手帳をいただくと、いよいよ年末だなと。

まだまだこれから1ヶ月、いろいろあるけれど、あなた(阿弥陀さま)まかせの 年の暮れ。

 

広南小学校読み聞かせ(219)

10月21日(月)

朝、少し冷え込む。
朝晩と日中の気温差が大きいので、体調管理を注意しないと。

昨夜はドラマ『海に眠るダイヤモンド』を。
オンタイムでドラマを観ることは滅多にないのだけれど、久しぶりに。

長崎の端島(軍艦島)にあった学校として、広南中学校がロケに使われたよう。
グランドの南側に防波堤があり、その向こうはすぐ海。そして、島が見える学校は、なかなかのロケーション。

 

今朝はその隣の広南小学校で読み聞かせ。

担当は1年生。

読んだ絵本は、

『火の鳥』 (手塚治虫 原作・鈴木まもる 文 絵)

この絵本は全学年で読んでみようと思い、このたび1年生に。

「この絵本、知っている人!」

と尋ねても、誰も手を挙げなかったので、ホッと。

他の人がすでに読んだかもと、『ぐりとぐら』も用意はしていたけれど。

 

「いのちの物語」にみんな聞き入って。

読み終わったあと、絵本の中で、

あなたは 人間としてうまれました。
もしも あなたが 花がすきなら、
あなたは うまれるまえは 花だったのかもしれません。
もしも あなたが 鳥がすきなら、鳥だったのかもしれません。
クマがすきなら クマだったのかもしれません。

と出てくるので、「みんなは何が好き?」と尋ねると、

ある男の子は、「妖怪」と。
「あなたは うまれるまえは 妖怪だったのかもしれません」??。。。

また、ある女の子は、

「私はお母さんが好き。だからお母さんから生まれたんだ。」

と、なかなか面白い反応。

1年生にも「いのちの物語」、しっかりと伝わったみたい。

 

終わって廊下に出ると、わざわざ6年生の担任の先生が待っていてくださり、

先月の虫干しの御礼の手紙を贈ってくださった。
ただただ恐縮。

そして、階段には新しくもくりんさん。

石泉文庫虫干し法座(3)

9月27日(金)

朝席で石泉文庫虫干し法座、御満座。

このたびは虫干しの大蔵経にちなんで、浄土三部経。
今席は『仏説無量寿経』のお味わい。

 

法座終了後、石泉文庫へ干した経本をお返しに。

人手が足らなくなる中、

今回も役に立ったのは、コールマンのカート。

一台で4人分くらいの働き。

ただ、上り坂はきつい。。。
明日は筋肉痛かも。

石泉文庫へ経本を運び、今度は二階にバケツリレー形式で運び入れる。

このたびは総代のみなさんが声をかけあって、初めてご参加してくださった方も。

おかげで今年も無事終えることが出来た。

 

ようこそのお参りでした。

来週からいよいよ通り報恩講。

石泉文庫虫干し法座(2)

9月26日(木)

石泉文庫虫干し法座、2日目。

今日の朝席は、浄土三部経の『仏説観無量寿経』と『仏説阿弥陀経』のお味わい。

法座終了後、虫干し2日目。

 

 
 
 
 
 
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いつも1日目は小学生の元気な姿が。
でも、2日目は少人数で黙々と。

ただ、今年は何かとバッティングしているのか、いつも参加される方の姿がなかったり。

来年の課題が山積。。。

とりあえず、このたびの虫干しは明日石泉文庫にお返しするのみ。

ようこそのお参りでした。

石泉文庫虫干し法座(1)

9月25日(水)

今日の朝席から石泉文庫虫干し法座。

2週間前から毎日毎日天気予報を確認。
ずっと9月25日は雨マーク。。。

でも、一昨日あたりからだんだんと雨マークから曇りマークへと。

何とか無事開催。

ただ、このたびは石泉文庫修復中で人手が少しでも欲しいと言うことで、そちらに集中して、お聴聞される方が少なく。。。
次回の総代会でこの件は検討課題に。

御講師は、呉東組内 阿賀 法幢寺 津立経治師。

正信偈の

如来所以興出世 唯説弥陀本願海

のお味わい。

 

法座終了後、石泉文庫から蔵書の半分を専徳寺へと運ぶ。

文庫の二階からバケツリレー形式で下ろされた経本を、

この細いアップダウンのある道で、専徳寺まで運ぶ。

今年も広南小学校のみなさんがお手伝い。

何往復もして、本を運んでくれる。

すべて運び終わったら、

 
 
 
 
 
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本堂に張ったロープに経本を干していく。

ロープに干す虫干しは他所では聞かない。
いつの頃から行われているのか分からないけれど、きっと一昔前までこの長浜は漁網の製産が盛んだったので、丈夫な紐を使って虫干しすることを始めたのではないだろうか。

長浜の文化と歴史がつまった虫干し作業。
大変な作業ではあるけれど、続けていけたらいいな。

と、虫干しが終わった後、6年生に石泉文庫のことを話す中で紹介。

 

午後3時。

有志のみなさんが集まってくれて、干した経本の後片付け。

明日も朝7時30分からの法座終了後に残りの半分を虫干し。

 

暑い中をありがとうございました。
そして、ようこそのお参りでした。

石泉文庫虫干し法座 前日

9月24日(火)

天気予報がずっと気になっていたけれど、昨日まで雨の確率が高かったのに、現在のところ曇り予報に変わっている。

今日は午後から総代・仏教壮年会のご協力で、明日の石泉文庫虫干しの準備。

本堂にロープを張っていただく。

恐らくこんな虫干しを行っているのは、よそでは見ない。

長浜は漁網造りが盛んだった。

その漁網がなかったら、恐らく今のような虫干しはなかっただろう。
長浜の歴史・文化がつまった虫干し。

 

どなたさまでもお手伝いいただけますので、どうぞご参加を。

朝席7時30分より。(虫干しは法座終了後の8時30分過ぎより)

 

暑さ寒さも彼岸まで

9月23日(月)

三連休最終日。

暑さ寒さも彼岸まで

昨日の雨で、ようやく暑さが落ち着きそう。
今朝、久しぶりに螺山からヒヨドリの声が聞こえてきた。
例年秋から冬にかけて、毎朝たくさんのヒヨドリが鳴きながら西山方面へと飛び立っていく。
いよいよ秋に入るのかな。

 

午後から「うみとやまと」イッコー建築設計事務所(https://www.instagram.com/umitoyamato.space/)へ。

9月21日から本日まで開催の

『黙霖ミニ掛け軸』展に。

黙霖生誕200年を記念して開かれた展覧会。

 

そのあと、石泉文庫へ。

午前中に25日に予定している石泉文庫虫干しに向けて、安全に作業が出来るようにと、舞台を作ってくださったので、それを確認に。

天気だけが心配。

無事出来ますように。

 

2024年9月23日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku

総代会

9月18日(水)

今日も熱中症警戒アラート発令。。。

朝9時から総代のみなさんが集まって、『念佛日和』の発送作業。

『念佛日和』を三つ折りにして封筒に。

そこに報恩講のお知らせも個別に同封するため、それは一件ずつ住職が宛名を確認しながら。

とにかく暑く、汗がポタポタと。

何とか1時間ほどで終了。

 

そして、午後からは来週に迫った石泉文庫の虫干し(9月25日~27日)に向けて。

ただいま石泉文庫は修復中。

今年度の工事が始まっていないので、中は使えず。

どうやって蔵書の運搬ルートを確保するか、呉市と施工業者、そして総代のみなさんで協議。

廊下の戸を開けられるようにして、廊下の外にせり出した舞台のようなものを仮設していただくことに。

 

ただ、心配なのは今週末からの雨予報。

無事行うことが出来ますように。

 

暑い中をご苦労さまでした。

2024年9月18日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku

住蓮寺 第38回 門徒大会

6月9日(日)

今日はお隣の住蓮寺にて第38回門徒大会に。

宇都宮黙霖生誕200年記念法要も兼ねていて、黙霖さんにまつわる話を依頼され、

講題『霖雨蒼生 宇都宮黙霖生誕200年に寄せて』

と題して、40分ほど。

昨夜から雨。
まずはそのことのお詫びより。
このたびの講題に「雨」の字が3つも入っているので、雨が降ったのはそのせいだと笑って済ませていただけたらと。

「霖」の字が付いているので思い浮かぶのは、江戸時代の能化若霖と法霖。

法霖の辞世の句、

往生の一路は平生に決す
 今日何ぞ論ぜん死と生とを
 蓮華界裡の楽を快しむに非ず
 娑婆界に還来して群生を化せん

「霖雨蒼生」と重ねながら。

今日はこちらの住職継職法要の時にいただいた輪袈裟を着けさせていただいて、念珠はこのたびの講題「霖雨蒼生」をイメージして、龍の鱗のような模様、龍紋碼碯で雨を表し、緑色で蒼生を。

 

そのあと、コーラス。

そして、

広島雅楽会のみなさんの舞楽奉納。

残念ながら、12時に法事の予定が入っていたため、最後まで見られず。。。

とりあえず、おめでとうございました。

霖雨蒼生。

明朝、草抜きかな。。。