法要前日

4月25日(金)

明日、石泉僧叡和上二百回忌法要。

朝、水を撒き、境内を清掃していると、

何やらにぎやかな声が聞こえてきて、子どもたちがいっぱい。

保育所の子どもたちが、散策で来てくれたみたい。

ようこそようこそ。

 

そして、10時の御法事を一件済ませ、12時に葬式に行くまで、山門と向拝に幕を。

 

このたび新調した幕。

今年の御正忌に幕を掛けようとしたら、あちらこちらに傷みがひどく。
何とか応急処置をしたものの、これは。。。

すぐに見積もりをお願いし、1月末に採寸。
2月なかばに見積もりが出た時、納期まで2ヶ月とあったので、この法要に間に合うようならと。

以前のものと違い、薄くなり軽量化。そして、風抜きのためのスリットも。

そして、汗だくのまま葬式、昼食を済ませ、次は本堂の準備。

打敷を掛け、礼盤を用意。

そして、僧叡和上直筆の『一枚起請文』を。

法要のリーフレットと『茉莉花』を準備。

最新号に、

石泉文庫の紹介をしてくださっているので。

そして、掃除をしてとりあえず準備は整った。

 

明日午後2時より

どうぞお誘いあわせてお参りを。

 

石泉僧叡和上二百回忌法要に向けて

4月22日(火)

石泉僧叡和上二百回忌法要が今週末の土曜日に。

いよいよ近づいてきて、あれやこれやと。

昨日は水撒きをしていて、ふとツワブキの影に白いものを。

いつもならもう芽が出て葉っぱが出て来て、花もつけてる頃なのに。。。
と、例年生えていた場所を見ていた。

それが今回は違う場所にスズランが。

不思議なことに葉っぱがない。

 

そして、親鸞聖人像の下にアマドコロが元気に。

今日は午後から雨予報なので、午前中、本堂では石油ストーブの空焚き。

同時進行で境内の草抜きから清掃。

どんどん草が生えるのと、ニョキニョキ枝が伸びるのを、バッサバッサと片付け、40リットルのゴミ袋3袋回収。

ここ数日、時間さえあれば掃除。。。

 

空焚きの終わったストーブを片付けるのに、無印良品の平台車を。

家具移動のキャリー台車は、ストッパーが畳に当たるのが気になって、無印良品の平台車を使用。

二つ連結させたらちょうどよい大きさ。

おかげでスムーズに移動完了。

 

午後から当日お配りする予定のリーフレットを作成し、発注。

このたび新調する本堂の向拝幕と山門幕も発送の連絡。

あとは表白。。。

 

4月26日(土)午後2時より

御講師 浄土真宗本願寺派司教 武田 晋 師。

どうぞお誘いあわせてお参りを。

 

春季彼岸会 2日目

3月27日(木)

春季彼岸会、2日目。

昨日は汗ばむほどの陽気だったが、今日は午後から雨の予報。

昨日ほど暑くはないけれど、寒くもない。

 

今朝の席では、「安心」についてのお味わい。

大丈夫、大丈夫。
阿弥陀さまの願いの中で。

昼席前に雨がザーッと降ったので心配したが、昼席前には雨も上がる。

お昼の席では四諦八正道のお味わい。

昼席、御講師を本堂へご案内した時、廊下が濡れているのに違和感を。

さっきまで濡れていなかったのにと思い、辺りを見回すけれど何もない。

まさか雨漏りなんて。。。と思い、上を見上げたら

 

 
 
 
 
 
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浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

 

こんなところにぶら下がっているコウモリの姿は初めて。

法座終了後、見ることないだろうから参拝者に知らせると、男性は見に。

 

ストーブなしの2日間。
でも、これからまた寒の戻りがあるそう。
どうぞお気をつけて。

ようこそのお参りでした。

2025年3月27日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 1日目

3月26日(水)

暑さ寒さも彼岸まで

とは言え、今日は汗ばむほどの陽気に。

朝席・昼席と春季彼岸会。

御講師は、呉本通 法眼寺の黒田順真師。

何と、2017年の秋季彼岸会以来のご縁。

そんなに時間が。。。と思ったけれど、その間にいろいろとあったことからの御法話。

阿弥陀さまの前は、自分に正直になれる場所。

ようこそのお参りでした。

 

薄墨桜も次々開花。

まだまだ木全体ではないけれど、まわりの雪柳が今年は元気に。

親鸞聖人像の前にも。

明日もお誘いあわせてお参りを。

2025年3月26日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講(2)

1月16日(木)

最高気温8℃と気温は低いけれど、風もなく、穏やかな御正忌。

朝席では、「おかげさま」の続き。

昼席は、『御伝鈔』下巻を拝読。

いつも終わるとさっさと片付けてしまうけれど、せっかく綺麗に修復していただいた御絵伝を間近で見ていただくことに。

親鸞聖人550回大遠忌の時に御下附いただいた御絵伝。

200年以上の時を経ても、色あせもなく、綺麗に表装し治された御絵伝にみなさんよろこんで。

お帰りには、お供えのおさがりとして、このたびは最中を。

「南無阿弥陀仏」の最中。

親鸞聖人が好物であったと伝えられる小豆。

その小豆あんの最中を、「南無阿弥陀仏」のお念仏とともに聖人を偲びながらいただいていただけたら。

ようこそのお参りでした。

 

夕方、広島テレビ(日本テレビ系)のニュース番組”news every.”で、昨年放送された戦争花嫁が再編集されて全国放送。

今年は戦後80年。

世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ。

 

2025年1月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講(1)

1月15日(水)

本日朝席より御正忌報恩講。

朝席は先日の小坪説教所の御正忌報恩講で話した「おかげ」の話より。

 

昼席では『御伝鈔』上巻を拝読。

昨年の御正忌は急遽中止となったため、一昨年の内陣修復後、初めての御正忌報恩講。

内陣修復と一緒にボロボロになっていた御絵伝も綺麗に修復していただいたので、昨年の夜席で『御伝鈔』を最初から最後まで拝読させていただこうと準備はしていた。

夜席なので、外陣を暗くしてプロジェクターで字幕のように文字を映してと、準備だけはしていたけれど、夜席を取りやめたため、このたび昼席に『御伝鈔』を拝読することに。

すると、外陣が明るくプロジェクターを用いるには。。。と、いろいろと思案した結果、

これ!
以前求めた『親鸞聖人御絵伝 あなたに届く絵ものがたり』。

これをみなさんにお配りして、『御伝鈔』のガイド代わりにしていただこうと。

最近では美術館でも歌舞伎でも、音声ガイドが好評らしい。
さすがに『御伝鈔』の音声ガイドは難しいけれど、一助とはなったかな。

 

明日が御満座。
ようこそのお参りでした。

2025年1月15日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

明日から御正忌報恩講

1月14日(火)

今年初の三連休最終日の昨夜、日向灘を震源とする震度5弱の地震が宮崎県内で。
速報を見ると、呉市も震度3。

???

揺れた地域の方はどうぞお気をつけて。

 

この三連休は法事が続けてある中に葬式3件も入ったので、何とかやり繰りして。

そして、今日は午前中お寺での法事が終わってから明日の御正忌報恩講に向けての準備。

親鸞聖人の御正忌報恩講。

住職自勤で、15日・16日の朝席・昼席。

また寒くなりそうなので、暖かくしてお参りを。

 

2025年1月14日 | カテゴリー : 法座, 行事 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 御正忌報恩講(2)

1月10日(金)

今朝の席で小坪説教所の御正忌報恩講御満座。

昨日呉市にも大雪注意報が出たりしていたので、朝積雪していたらどうやって行こう。。。
そんな心配をしながら、目を覚ますと、寒いけれども全く雪の気配なし。

「おかげさまで」。ホッとしながら、朝日の差し込む小坪説教所へ。

 

昨日は「おかげ」の話を。

それに関連していろいろと調べていて見つけた詩を今日は紹介。

「おかげさま」   上所重助

夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見て愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか
親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう
「俺が」、「俺が」を捨てて
「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい

詳しいことや出所は不明だそうだけれど、SNSなどインターネット上で見られる詩。

「おかげさまで」と暮らしたい。

それに気づかせていただける阿弥陀さまのお喚び声。

どうぞこの一年、「おかげさまで」と、お念仏の日々を。

 

お寒い中をようこそのお参りでした。

帰宅すると、庫裏の玄関前に昨年植えた蝋梅に花が。

たくさん花はついていないけれど、こんな寒い中咲いてくれた。
芳しい香りも添えて。

おかげさまでとお念仏

2025年1月10日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 御正忌報恩講(1)

1月9日(木)

今年も小坪説教所の御正忌報恩講へ。

昼席と夜席。

いいお天気ではあるけれど、この冬一番の寒さ。。。

 

このたびは転悪成善、転悪成徳の話より。

〇〇のせいで。。。
〇〇のおかげで。。。

同じ〇〇でも、全く違った意味になる。

 

つまづいたおかげで  相田みつを

つまづいたり ころんだり したおかげで
物事を深く考えるようになりました

あやまちや失敗をくり返したおかげで
少しずつだが
人のやることを 暖かい眼で
見られるようになりました

何回も追いつめられたおかげで
人間としての 自分の弱さと だらしなさを
いやというほど知りました

だまされたり 裏切られたり したおかげで
馬鹿正直で 親切な人間の暖かさも知りました
そして・・・・・・
身近な人の死に逢うたびに
人のいのちのはかなさと
いま ここに
生きていることの尊さを
骨身にしみて味わいました

人のいのちの尊さを
骨身にしみて 味わったおかげで
人のいのちを ほんとうに大切にする
ほんものの人間に裸で逢うことができました

一人の ほんものの人間に
めぐり逢えたおかげで
それが 縁となり
次々に 沢山のよい人たちに
めぐり逢うことができました

だから わたしの まわりにいる人たちは
みんな よい人ばかりなんです

 

「悪」いことも「苦」しいことも「悲」しいことも、決して消し去ることは出来ないけれど、〈おかげ〉でと転じられるのがお念仏のご縁。

寒い中をようこそのお参りでした。

 

2025年1月9日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

広真光寺報恩講

12月19日(木)

今日は午後から大広真光寺の報恩講へ。

5年ぶりのつとめあい。

朝は冷え込んだけれど、穏やかな法要。

5年の間に住職交代があり、前住職様が「ジャンジャラジャン、ジャンジャラジャン」と鳴らすシンバルのような饒鉢にょうはちで入堂。

ここでしか聞くことがないので、ホントに懐かしい。

初めて聞いたのは随分前にお亡くなりになられたこちらの法務員さんの饒鉢の音色

饒鉢の正式な鳴らし方があるのかどうかも知らないけれど、今日のこの音色にいろんな記憶が蘇る。

これで今年のつとめあいも終了。

通り報恩講もあと少し。

2024年12月19日 | カテゴリー : 呉東組, 法座 | 投稿者 : sentoku