広南小学校読み聞かせ(51)

5月18日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

教室に向かう階段を昇っていると、後ろから一人の男子に呼び止められ、

「今日は何年生の読み聞かせですか?」

「3年生です。」

「やった―!どんな本を読むんですか?」

「ちょっと、怖い話かな。」

「じごくのそうべえ?おにろく?」

「う~ん、おしいけど、ちがうかな。」

 

今日、読んだのは、『えんまのはいしゃ』。

Img071_r

前々回、『ぼくのジィちゃん』を6年生で読んだ。

1年生の次男が「今日は何の本を読んだ?」と聞くので、家でも読み聞かせ。

すると、すっかり気に入ったみたいで、あれから何度も・・・。

 

その作者がくすのきしげのりさん。

今日はそのくすのきさんの『えんまのはいしゃ』。

 

読む前に「虫歯のある人?」と尋ねると、半分くらい手があがる。

そして、「何でそんなこと聞くの?」と。

 

今日の話は虫歯のはなし。

将棋ばかりしていい加減な治療ばかりしていた自称「てんかいちのはいしゃ」。

そのほらふき歯医者と閻魔さまや鬼たちとの痛そうな、それでいてコミカルな話。

 

最後には、鬼も閻魔さまも歯みがきを。

 

くすのきさんは、「心豊かに生きる」というテーマで、「徳育」を中心とした教育活動をされているのだとか。

 

隣の4年生教室では、坊守が『ぼくのジィちゃん』を。

隣からドッと笑いが起こったのは、ジィちゃんの「ゴッ!」のシーンだな。

 

楽しみにしてくれている子がいると分かると、次は何にしようかなと・・・。

2015年5月18日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku