2月23日(月)
雨上がりの何とも暖かい朝。
今朝は広南小学校の読み聞かせ。
担当は4年生。
読んだ本は、『アナグマさんはごきげんななめ』。
いつもみんなに頼られているアナグマさんが、ある日ふさぎこんでしまった。
「つかれて、なにもかもうんざり」なんだと・・・。
みんなはどうにか元気になってもらおうと、あの手この手を考えるけれどダメ。
そこで、モグラくんが良いことを思いついて・・・。
「ひとはときどき、知りたくなるんだ・・・・・・・。」
「どんなに、あいされているかを、だろう?」と、モグラ。
「それに、どんなに、ひつようとされているかをね」と、アナグマ。
みんな、静かに聞き入って、感想も。
そういえば、先日の広南中学校での東ちづるさんの講演で、「自分のことが好きな人!」と聞かれ、たっった1人しか手を挙げなかった。
もちろん、恥ずかしさもあったのだろうけど。
モグラくんのような、思いやりのある素敵な友だちがいれば良いけれど、「人はときどき、知りたくなるんだ」と迷ったとき、何がよりどころとなるのだろう。