広南小学校読み聞かせ(42)

2月23日(月)

雨上がりの何とも暖かい朝。

今朝は広南小学校の読み聞かせ。

担当は4年生。

読んだ本は、『アナグマさんはごきげんななめ』。

Img084_r

ハーウィン・オラム作  スーザン・バーレイ絵。

 

いつもみんなに頼られているアナグマさんが、ある日ふさぎこんでしまった。

「つかれて、なにもかもうんざり」なんだと・・・。

みんなはどうにか元気になってもらおうと、あの手この手を考えるけれどダメ。

 

そこで、モグラくんが良いことを思いついて・・・。

 

「ひとはときどき、知りたくなるんだ・・・・・・・。」

「どんなに、あいされているかを、だろう?」と、モグラ。

「それに、どんなに、ひつようとされているかをね」と、アナグマ。

 

みんな、静かに聞き入って、感想も。

 

そういえば、先日の広南中学校での東ちづるさんの講演で、「自分のことが好きな人!」と聞かれ、たっった1人しか手を挙げなかった。

もちろん、恥ずかしさもあったのだろうけど。

 

モグラくんのような、思いやりのある素敵な友だちがいれば良いけれど、「人はときどき、知りたくなるんだ」と迷ったとき、何がよりどころとなるのだろう。

2015年2月23日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku