2月9日(月)
小雪がぱらつく寒い朝。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
3年生を担当。風邪が流行っているようで、空席が目立つ。。。
こんな寒い日は、ほのぼのとあたたかい絵本かな。
今日の本は、『アナグマのもちよりパーティ』。
ハーウィン・オラム文・スーザン・バーレイ絵。
以前読み聞かせでも読んだことのある『わすれられない おくりもの』のシリーズ。
アナグマくんがもちよりパーティーを開くことに。
みんなが何かを持ち寄ってパーティーを開くのだが、モグラくんは持ち寄るものが何もない。
アナグマくんに相談すると、「きみさえよかったら、きみじしんをもってくるってかんがえてよ」と。
普段着で何も持たずにやってきたモグラくん。
案の定、他の子たちから白い目で見られ・・・。
そのとき、アナグマがそっときて、
「ねえ、モグラくん。たしかにぼくは、なにももってこなくてもかまわないっていったよ。きみじしんだけでって。でも、それはそんなすみっこで、いじけてかなしそうにしているきみのことじゃない。いつもどおりのきみ、いつものゆかいなきみのことだったんだ」
そこで、モグラくんは、いつものゆかいな姿でみんなを楽しませて・・・。
ほっとするような話だったけど、最後まで静かに聞いてくれていた3年生にはどんなふうに映ったかな。