6月11日(水)
広島別院にて、今日と明日の両日、安芸教区総講習会が開かれる。
その総講習会の前に、この一年間に亡くなられた住職・前住職・衆徒・坊守・前坊守の追悼法要。
今年は39名の名前。
その中に、前住職の名、広真光寺前住職様、住蓮寺前坊守様の名前も。
遺族として、一番前でご縁にあわせていただく。
昨日、広公園の南側に、長浜出身の新しいパン屋さん“コアン ド ルー”がオープンし、開店祝いのお花を買いに広島へ。
そこでたまたま置いてあった看板がふと目に止まった。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません
こうした公共の場であれば、糞や落下物の危険があるからとか、子育て中のカラスが気が立って襲うこともあるからと、巣を撤去したりするのだろうけど、こうした看板を見ると何とも心が。
「安芸の安居」とも言われる総講習会。
「安居(あんご)」とは、もともとインドで雨期に入ると、草木が生い茂り、虫たちが動き出す。托鉢のために遊行している僧侶たちは、その虫たちを踏み殺さないようにと、この時期は遊行をやめ、一つところに集まって修行することから始まったと聞く。
いのちのつながりを大切に