3月11日(月)
雨が上がり、青空の広がる朝。
今朝は広南小学校の読み聞かせ。
担当は4年生。
「今日は何の日か知ってますか?」
と尋ねると、
「今日、何日?」
「ホワイトデー??」
と。。。
「今日は東日本大震災から8年目の日です」
「あ~。。。」
この子たちは当時2歳。
分からないのも無理はない。
でも、伝えておきたいので、
読んだ絵本は、

『かぜのでんわ』 (いもとようこ 作)
以前、仏教壮年会例会で読んだことが。
その後、会員の方が、「『かぜのでんわ』、何冊か買ってまわりの人に贈りました」と言ってくださった。
風の電話
岩手県大槌町の佐々木格さん(ガーデンデザイナー)が、自宅の庭に「風の電話ボックス」をおきました。「会えなくなった人へ伝えたい・・・・・・」ひとりっきりになって、
電話をかけるように相手に想いをつたえる空間で、実際の電話線はつながっていません。風の電話は心で話します
静かに目を閉じ、耳を澄ましてください
風の音が又は浪の音が或いは小鳥のさえずりが
聞こえたなら あなたの想いを伝えて下さい。佐々木さんが震災前から考えていたものだそうですが、心の復興のきっかけになればと思い、実現させたそうです。
「あまりにも突然、多くの命が奪われた。せめてひとこと、最後に話がしたかった人がたくさんいるはず。そして今回の災害だけでなく、会えなくなった人に
つたえたい想いを持っている人は多いと思います。どなたでもいらしてください」この絵本は、「風の電話」をもとに作られたものです。(本文より)
今日は学校も半旗。

午後2時46分には、みんなで黙祷しますと。
午後から専徳寺にて呉東組聞名講。