11月27日(火)
11月も最終週。
昨日・今日と、長浜沼田地区の報恩講。
昨日は雨の降るなか、お参り。そして、今日は寒いなか。
昨日は、どこのお宅へ行っても、「今日は足もとの悪いなか・・・」と暖かい声をかけていただく。
確かに足袋が濡れて冷えるのだが、瓦に散った紅葉の濡れ姿は、雨の日だからこその光景。
また、こうして雨の日があるから、晴れている日をありがたく思う。
そう思うと、この雨もありがたい。
今日は昼から真徳会館の報恩講に。
「東福浦説教所」と呼ばれていたが、地名から「東福浦」の名前が消え、それにともない「真徳会館」と呼ばれるように。
この真徳会館、「真」は真光寺、「徳」は専徳寺から一字ずつ取って付けられたと、教えていただいた。
この報恩講は、真光寺と専徳寺が隔年でお取り次ぎ。
お昼に伺うと、まずはお斎(とき)。
自治会の班ごとにその年の当番をされるそうで、今年も心のこもった手作りのお精進のお斎。
そのお斎を美味しくいただいて、みんなで正信偈のおつとめと、その後1席法話。
この地域は自治会が昔から熱心にお世話してくださり、終わった後も控え室でいろいろと聞かせていただく。
地域の方が声をかけあい、昔ながらの姿が残っている。
その姿を大切に。