9月25日(月)
今朝は秋晴れ。
先週月曜日は敬老の日で祝日だったため、2週間ぶりの広南小学校読み聞かせ。
今日の担当は6年生。
高学年に読む本はいろいろと迷ってしまう。
そこで、今朝決めて読んだ本は、
『げんきでいるからね』 (鈴木まもる作)
夏休み、東広島市立美術館で開かれた『ひらけ!わたしの絵本ワールド!』。
そこで展示されていた『げんきでいるからね』。
鈴木まもるさんの作品は、これまでにも何点か読み聞かせでも読んでいるけれど、色鉛筆で描かれたやさしい絵本。
捨て犬のポケの目線で物語が進む。
いぬの ルポと ポケは だいじな ともだち どうし。
でもとしを とった ルポは いつのまにか ポケの となりからいなくなってしまった。
「ルポちゃんがいない」ことを ポケは どう うけとめて いくのでしょう?
大切な友だち、ルポが亡くなったことを理解することの出来ないポケ。
そのルポの小屋に、小鳥が巣を作り始めた。
ルポの毛を集め、そしてポケの毛と一緒に巣を作る。
そして、そこにヒナが帰り、巣立っていく。
みんな げんきでね。
ぼくのけ また つかっていいから。
また あかちゃん うみに きてね。
ルポちゃんも どこかで げんきで いてね。
ぼくも げんきで いるからね。
読み終わったあと感想を。
「犬の目線で書かれていたので、何だか違って面白い本だなと思いました。」 と。
「死」をテーマとしているけれど、そこに「生」が描かれて、いろいろと感じてもらえたかなぁ。
今夜から秋季彼岸会。
お彼岸の御法座。
私はどこへ行くの?のお答えを。
お誘いあわせてお参りを。