4月9日(土)
今朝は隣の住蓮寺にて長浜日曜学校の入校式、そして花まつり。
新しく2人の兄妹が入校し、幼稚園児が1人見学。
お祝いのことばで、今日は桜の話を。
桜の花は夏につぼみをつけ、秋に葉を散らし、冬の間休眠状態に。
その花は暖かくなってから咲くのではなく、底冷えのするような寒さで目を覚まし、開花に向かう。
これを「休眠打破」と呼ぶそう。
でも、長浜は気候が穏やかなので、他所よりも花が少し遅く咲く。
ただ、目を覚ますのが遅くなっても、眠りっぱなしでなく、花は咲く。
お釈迦さまのことを「ブッダ」(目覚めた人)と呼ぶ。
何ごともなく、穏やかで平穏な日々をついつい求めてしまうけれど、悲しいことや苦しいこと、いろんなことを通して目を覚ますことも。
仏の子としていろんなことを学んで欲しいなと。
コロナ禍と言うことで、甘茶はお釈迦さまにおかけするだけで、飲むのは中止。
ただ、中止で喜ぶ子も多い。
昔ながらの甘茶もいいけど、みんなが喜んで飲む甘露の飲料って他にないのかなぁ?と、ふと。
お釈迦さまのご誕生、おめでとう。そして、ありがとう。