4月7日(木)
今夜は、広の浄円寺にて呉東組我聞会。
『御一代記聞書』(101)(102)の輪読。
蓮如上人の「南無阿弥陀仏」に包まれている。
すべてのことにおいて油断することのないようにしなさいとの仰せを聞かせていただく。
この「油断」ということば、『涅槃経』に説かれていることが由来だそう。
ある王が家臣に命じて、鉢いっぱいに油を入れて歩かせ、一滴でもこぼれたら汝の命を断つという逸話があるそうだ。
そして、法話では震災後ACの広告で話題になった
「こころ」はだれにも見えないけれど、「こころづかい」は見える。
「思い」は見えないけれど、「思いやり」はだれにでも見える。
その気持ちをカタチに。
そのもととなった宮澤章二さんの「行為の意味-青春前期のきみたちに-」の詩の全文を紹介していただいた。
如来よりたまわった「信心」は見えないが、「念仏」は聞こえる。
そんなふうに味わえるのだろうか。
来月からは2ヶ月に1回の例会が毎月の例会となることに。
若院さんたちの力で、これから盛り上がることでしょう。