2月3日(木)
今日は節分、明日が立春。
暦の上ではもう春。
まだまだ寒いけれど、光が春めいて。
一昨年、鐘楼の南に植えた薄墨桜。
今年もつぼみが付いていないので、この春も恐らく葉桜スタート。
それでも去年倍くらい大きく育ったので、今年はどれくらい?と楽しみに。
昨年このまわりにいろいろと植えてみたものの、冬場は落葉して何とも寂しい限り。。。
一昨年はスナゴケを桜の根元に植えてみたけど、ネコに荒らされたり、日当たりも良すぎて、ここでは無理なのかなと。
そこで、日当たりの良いところでも育つ植物をいろいろと調べて、たどり着いたのが
サギゴケ(ムラサキサギゴケ)
名前はコケだけど、コケの仲間ではなく、地を這うように広がっていくのでコケの名が付いているとか。
日本にも自生する丈夫な植物なので、グランドカバーとしてもおすすめだそう。
グランドカバーとして地面を緑で覆うことで、少しくらい違ってくるかな?
このスペースでは微々たることかも知れないけれど、とりあえず小さなことから。
先日、植物のまわりに〈まくだけで蘇る〉という土を撒いてみた。
そして、本日届いたサギゴケを桜のまわりやあちこちに。
これが這うように広がっていくのだそう。
乾いた場所に緑が加わると、やっぱりいいな。
今日は午後、職人さんに本堂のお内陣を見ていただいた。
御本尊の阿弥陀如来、足下の蓮台のまわりにさらに花があるのは、なかなか珍しいお姿なのだそう。
また、衣に絵が施され、よく見ると
蓮の花が。
この角度から仏さまの姿をしげしげと見ることがないので、聞いてびっくり。
専徳寺の阿弥陀さまは蓮が描かれた衣を着け、蓮台には蓮と牡丹?
今年も花を楽しんで。