広南小学校読み聞かせ(81)

5月9日(月)

雨で肌寒い。

大型連休も終わり、今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は6年生。 読んだ本は、

20160509

『ふしぎなともだち』 (たじまゆきひこ作)

 
先週読んだ『そうべえ ごくらくへゆく』の作者たじまゆきひこ(田島征彦)さん。

田島征三(たしませいぞう)という絵本作家と名前があまりにも似ていると思ったら、双子の兄弟だそう。

しかも、たじまさんの作品は染色による絵本。

昨年の日本絵本賞の大賞に選ばれたこの『ふしぎなともだち』は、自閉症のともだち“やっくん”との交流を描いた絵本。

 
みんな、シーンと聞き入って。。。

絵本の帯に、

子どもの時間に、自分と違った人とふれあうことが「共に生きる」の基本となります。
「変だね、ちょっとふしぎ」それでいいのです。
「ふしぎだけど友だち」と感心をもち、「どうしてだろう」と想像力を働かせてつきあうことが、かかわる人の、豊かな感性を育み、深く広い価値観をもつ大人へと成長させてくれます。
まさに、絵本のなかの、やっくんとそのクラスメイトのように。「共に生きる」共生社会の実現は、「共に遊び、共に学び」の延長線上にあると思います。

―「絵本のたから箱」より
 社会福祉法人あおぞら共生会副理事長 明石洋子

と。 楽しいだけでなく、時にはこんなすてきな絵本も。

2016年5月9日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku