4月25日(木)
久しぶりに青空。
花まつりコンサートも終わり、残っていた牡丹の花も散った。
牡丹の花が散ることを、「牡丹崩れる」と昔の人は表現。
「梅はこぼれる」
「桜は散る」
「椿は落ちる」
「菊は舞う」
「牡丹は崩れる」
これは、大谷本廟の月々のことば(法話)にも
《参考》大谷本廟2023年4月「桜散る 梅はこぼれる 椿落つ 牡丹くずれる 人は・・・」
確かに「牡丹崩れる」
ダイナミックな終わり方。
始まりがあれば終わりがある。
咲いている時間も終わり方もさまざま。
人間も同じく終わり方はさまざま。
でも、それでその命はおしまいではなく、お浄土へと往生させていただいて、次の命を育んでいく。
昨日のお葬式。
先日、花まつりコンサートがあった日の夕方にお亡くなりになった方の。
御正忌やお正月の御供のお餅を作ってくださったり、いろいろとお寺のことをお手伝いいただいた。
花まつりコンサート当日、御主人が一人で来てくださった。
奥さまが亡くなられる数時間前に。
翌朝、訃報の知らせが届いた時には正直驚いたが、奥さまの分までご縁に遇ってくださったのかな。
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