4月15日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
この春、次男の中学卒業と、2名新しくボランティアメンバーが入ってくださったので、お役御免となるかと思ったけれど、それでも人数が足らないようなので、今年度も引き続き参加することに。
今日の担当は5年生。
読んだ絵本は、
『ひとりぼっちのオオカミ』 (ケイティ・スリヴェンスキー 文・ハンナ・サリヤー 絵・大竹英洋 訳)
先月の朝日新聞、折々のことばに紹介された絵本。
このたび大幅に先生が替わり、知らない先生なので、とりあえず自己紹介から。
そして、
「犬を飼っている人!」
と尋ねると、半数くらい手が挙がる。
綺麗な絵で、みんな聞き入って。
他の兄弟と違うオオカミ。
いつも、みんなと一緒だったらいいのに、オオカミらしかったらいいのにと思っていたオオカミの子が、人との出会いを通して、
「オオカミらしくなくて ほんとうによかった。みんなとちがうって なんてすばらしいの。」
と。
人と犬との共存は、ひょっとしたらこんな始まりだったのかもという話から。
終わった後廊下を歩いていると、後ろから足音。
振り返ると、一人の男子が、
「お忙しいのに来てくださったありがとうございました。」
と言って、ハイタッチ。
新年度、何だか心地よいはじまり。