戦後79年

3月12日(火)

先日、ご門徒さまのお宅より、「遺骨が戻ってきたのでお墓に納めたいけれど、墓標に刻む法名が分からないので」と連絡があり、調べてみたら昭和20年11月〇日に21歳で亡くなられ、院号も付いていたので、恐らく戦死された方であろうと思いながら今日を迎える。

本日、遺骨を持ってお寺に参ってこられたので、納骨法要をおつとめ。

そのあとお話を伺うと、このたびDNA鑑定で故人が特定されたそうで、「先日新聞にも同じような話が載ってましたね」と言うと、故人も同じくシベリア抑留中に栄養失調で亡くなり、その方と同じ墓地に埋葬されていたとか。

中国新聞

来年が戦後80年。
直接戦争は知らないけれど、戦死された方の納骨法要を初めておつとめすると、いろんなことを思う。。。

「おかえりなさい」

そして、世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ。

 

2024年3月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku