2月19日(月)
今朝は久しぶりに広南小学校読み聞かせ。
担当は6年生。
読んだ絵本は、
『はるさんと1000本のさくら』(ただのぶこ 作)
卒業間近の6年生をもう担当することはないと思うので、これが6年生への最後の読み聞かせ。
最後は何か印象に残るような絵本をと思って。
【書店員が選ぶ絵本新人賞2023大賞作品】はるさんは、村で一番若いおばあさん。山あいの谷の小さな村にはもう、十人のおばあさんしか住んでいません。「わたしたちに何ができる?」おばあさんたちは話し合って、みんなで千本の桜を植えることにします。限りある命と、繋がれる想い。過疎の村が時を経て生まれ変わるまでを、大きな視点で優しく描いた物語。(中央公論新社Webより)
この広南地区も他人事ではない。
自分の生きている間のことだけでなく、亡くなったあとも誰かの大切な場所になるように。
出来ることをしておきたいなと思う1冊。
最後まで静かに聞き入ってくれ、感想もしっかりと。
これから卒業式、入学式を迎える6年生、桜がきれいに咲くといいな。
境内の薄墨桜も、今年こそ。