2月14日(水)
今日から広島県史跡『石泉文庫』の補修工事。
今回令和5年度の補修工事では、損傷がひどく、大きく歪み傾いてしまった石泉文庫の建物を、まずレベル調整して、床を水平に、柱を垂直に治すことに。
畳を取り除き、床板を外した屋内に入ってみると、
予想以上に大きく傾いて。。。
特に痛みが激しいのは裏(山側)。
これまでの側溝が小さく、雨水が側溝から溢れてしまうことが原因の一つだったらしい。
そこで、側溝を一回り大きくすることで、雨水の水はけをよくすることに。
広島県より2分の1、呉市より4分の1、そして地元4分の1が負担して行われる事業。
なかなか維持していくことは厳しいけれど、出来るだけのことを。
今年度工期は、来月末までの予定。
先年、倒木したクロガネモチの根元には水仙が今満開。