内陣修復完了

11月16日(木)

今日も朝早くから職人さんが来られ、本堂内陣修復の最終段階。

御本尊の阿弥陀さまの前に御戸帳と華鬘が掛けられ、

すべての灯籠、輪灯、瓔珞、菊灯などが取り付けられ、ひとまず完了。

これまで金一色だった仏具に彩色が施されると、

表と裏の違いがちゃんと。。。

柄香炉も綺麗に箔が押され、

 

御絵伝もこのたび表装し治していただいたので、とっても綺麗に。

御本尊脇のお供物台も作っていただいたので、先月ワークショップでお世話になった楽心堂本舗のお供物を早速。

夕方、その勢いで打敷も掛けてしまう。

このたびの内陣修復でお世話になった丸西宗教織物様より、戸帳・打敷等を御寄贈いただいた。

打敷は浄土の六鳥。

登礼盤を置くと、残念ながら共命鳥が隠れてしまう。。。

外陣を灯籠だけにするとこんな感じ。

そして、金障子を閉じると、

この光景をうまくいかせるといいな。

 

2023年11月16日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku