9月19日(火)
境内に紫色の小さな花が次々と咲き始めた。
萩??
中庭に白い萩は前からあるのだけれど、紫色の萩は境内にはない。
調べてみたら、萩は萩でも〈アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩〉と言う萩だそう。
世の中に“雑草”という草はない。どんな草にだって、ちゃんと名前がついている。
と牧野富太郎氏は仰ったそうだが、〈アレチヌスビトハギ〉と言う名前は。。。
このアレチヌスビトハギは、外来種。
知らないうちに実が服とかにくっついている〈ひっつき虫〉とも呼ばれている植物で、恐らく何かにひっついてきたものがここに根を下ろしたのだろうか。
国立環境研究所侵入生物データベース(https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81520.html)によると、この植物にはアレロパシーという影響があるらしい。
アレロパシーとは、他の生物の成長を抑える物質を放出したり、動物や微生物を防いだり、引き寄せたりする効果の総称を言うそうで、周りの動植物に影響を及ぼす植物なので、駆除の対象となっているみたい。
と言うことで、実ができる前に何とか処分してしまわないと。
本日、SDGsの目標達成が危機的な状況とニュースで。
また、NHK朝ドラ『らんまん』で神社合祀令。
SDGsの15番目、陸の豊かさを守ろう。
いろいろと考えながら。