6月12日(月)
雨も上がり、庭を見てまわると、あれ???
何と!
ネジバナの花を発見。
今年4月に植えたネジバナの苗は、どうも成長が遅いので、今年は無理かなと半ば諦めていたら、その側の丁字草の間に一本だけスーッと。
先日、現在放送中のNHK朝ドラ『らんまん』のモデル、牧野富太郎の図鑑を購入。
註釈版聖典と同じくらいの厚さ。
昭和18年に刊行されたものの復刻版で、白黒ではあるけれど、なかなかの見応え。
この『牧野日本植物図鑑』には、「もぢずり(盤龍参) 一名 ねぢばな」として紹介。
「盤龍参」 螺旋状に咲く花を、龍が天に昇ろうとしている姿に見立てたのだろうか。
なかなか素敵な名前。
それにしても、どうしてここにネジバナが?
と考え、思い出したのが、丁字草を植えた翌年、丁字草の芽とは異なった芽が近くにあった。
今年の春もその芽があったことを思い出し、その時の写真を探すと、今年植えたネジバナの苗にそっくり。
ひょっとしたら、丁字草の苗と一緒にネジバナが混ざっていたのかな。
何はともあれ、今年花が咲くところを見てみたかったネジバナ。
また、近くの桔梗もつぼみが膨らんできた。
桔梗も『牧野日本植物図鑑』で見ると、「古名 ありのひふき」と書いてある。
「蟻の火吹き」 名前の由来を尋ねるのもなかなか面白い。