5月21日(日)
親鸞聖人御誕生より850年。
今日で本願寺の慶讃法要も御満座。
G7サミットも閉幕。
今朝の新聞折り込みチラシの中に、毎年恒例の呉東組総代会・親鸞聖人讃仰会(協賛 呉東組仏教婦人会連盟)の合掌チラシ。
ちなみに、こんな俳句があるのを知った。
明易や 花鳥諷詠 南無阿弥陀 (高浜虚子)
「明易」とは、夏至前後の短い夜、夏の夜明けが早いとの意だそう。
「花鳥諷詠」とは、高浜虚子の造った俳句理論。
ここのところ、目覚ましタイマーをかけていても、それで目を覚ますことがなくなった。
明るくなったら自然と目が覚めるようになったため。。。
年寄は朝が早い?
暗くなれば眠くなり、明るくなれば目が覚める。
そのまんまをそのまんまに。
春・夏・秋・冬
春の花は春に、夏の花は夏に、秋の花は秋に、そして冬の花は冬に。
夏鳥は春から夏に、冬鳥は秋から冬に、季節ごとに渡ってくる。
そのまんまをそのまんまに。
そして、南無阿弥陀仏もそのまんまをそのまんま。
何も抗うこともなく、そのまんまを生きたらよいということなのかな。
岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流るる
そうなんだろうけれど、それがなかなか。。。
今日、親鸞聖人の御誕生をお祝いするかのように、ヤマオダマキの花が一輪咲いた。
親鸞聖人像の台座の下に。
一昨年、オキナグサと一緒にオダマキも植えた。
でも、翌年・今年とオキナグサは元気に育ったけれど、オダマキは姿も形もない。
昨年はホタルブクロを植えた。こちらも姿も形もない。
日当たりが良すぎたのかなとか、肥料の問題?とか、いろいろと考えて、今回は日陰のこの場所に植えてみた。
それがようやく花開く。
先日、スミレの種を見つけ、写真に収めた。
すると、そこにはアリの姿も。
この投稿をInstagramで見る
植物は命を次につなげていくため、いろんな工夫を。
花鳥諷詠、日々の生活の中に花や鳥の姿をNHKの朝ドラ『らんまん』のモデルとなっている牧野富太郎さんのことば、
自然はわたしたちにとって得がたい教師です。
ただ、ぼんやりながめていてはなにも得るものはありませんが、
学ぼうという気持ちさえもっていたら、
自然はじつにいろいろなことをわたしたちに教えてくれます。
いろいろなことを学びながら、お念仏。