4月21日(金)
今朝、境内清掃をしていると、エナガの巣があるヒマラヤスギからキジバトの声が聞こえてきた。
先日から時々姿を見かけていたので、またここに巣作りを始めるのかなと思いながら、そっと近づいてみると、ヒマラヤスギの中で何だか争うような羽音が。
3羽の影が見えたので、三角関係のもつれ?
と思ったら、キジバトが2羽、ヒマラヤスギから飛び立って、近くの電線に。
残った1羽は?
と思ったら、何やら黒い影。。。
正体はハシブトガラス。
それが上の方の枝をピョンピョンと徘徊している。
エナガにとってもカラスは危険な存在だそうで、やっかいだなぁと思いながら遠巻きに見ていると。。。
すっと本堂の屋根の方に飛んでいって、仲間を呼んでいるようで、遠くで他のカラスがそれに呼応している。
これまで寺の下のごみステーションにカラスが来ることはあったけれど、本堂の屋根の上にも止まることはなかったのに。。。
すると、そのカラスが急に飛び立っていった。
何故?
これも珍しい。
トビが本堂裏の避雷針の上に止まってじっと見ている。
あれはそう、2019年の12月に本堂裏に墜落して脳しんとうを起こして動けなくなったトビを一昼夜保護して放鳥。
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きっとあの時のトビではないか?
別に何かしてくれたと言うわけではない。
ただそこにいてくれただけという、ただそれだけ。
でも、それがどれだけ有難かったか。
そのあとのキジバトの様子は分からない。
カラスもどうなったか。
ただ、夕方エナガは無事巣に戻ってきた。