3月8日(水)
暖かい日差しの中で、今日は広南中学校の卒業式が行われたそう。
翁草に早くもつぼみが。
今夜は今年度(令和4年度)最後の仏教壮年会の例会。
今日は今年の総括も交えながら。
仏教壮年会では、ただ話をするのではなく、文字を追いながら、後でも読むことが出来るように、『学仏大悲心』と名付けた新聞をお配りしている。
昨年、プロジェクターを使って話した寺院建築に関すること。
これを『学仏大悲心』では残していなかったので、改めて寺院建築のことについてまとめて。
寺院建築の名称には、水にまつわるものの名前が多い。
懸魚・猪目・海老虹梁・亀の尾・樽の口・鯱。
ほとんどのものが火除けにまつわるもの。
浄土真宗ではまじないや迷信にたよらないので、寺院建築はこれに矛盾していると言うのではなく、これだけあらゆるものに火除けの名称がついているは、注意しても注意しすぎることはない。油断のないよう、いつまでもみ教えを受け継いでもらいたいとの先人の願いと受け止めることが出来るのでは。
こうして守られてきたお堂をいつまでも大切に。
そのためにはその願いをこころに。
ようこそのお参りでした。