1月31日(火)
昨日は午後から府中明浄寺にて満中陰法要。
御法事の後、いろいろな方からいろいろな話を聞かせていただく。
ご往生された前住職様のことはあまり記憶にないのだけれど、親戚、有縁の方々の声を聞かせていただくことで、いろいろと偲ばせていただく。
コロナ禍で、ご法事をごく身内だけで行うようになってしまっているけれど、こうした有難いご縁、元に戻るのだろうか。。。
前住職様が趣味でお念珠をお作りになっていたそうで、自ら集めた小さな栴檀の実をアルコールに漬け、穴を開けてお念珠用に。その珠で作った単念珠をいただいたので、今日は早速そのお念珠を持って午後から呉東組実践運動研修会に。
実践運動研修会も3年ぶりの開催。
クレイトンベイホテルにて。
このたびは『岩見と安芸の妙好人に出遇う』の著者、神英雄先生をお招きして。
『呉の妙好人に学ぶ』
前半は「妙好人」の話。
そして、後半は長浜の九右衛門男の話。
何故「想四郎・想吉」の物語でなく、「九右衛門男」なのか、その謎が今日の話で解けた。
『妙好人伝』に登場してくる話は、史実通りのものではなく、脚色されたものも多いのだそう。
それは別に全くのフィクションではなく、お念仏を伝えるための方便として。
今で言うところの〈盛ってる〉話。
長浜の九右衛門も、長浜に伝わる話と『妙好人伝』の話はところどころ食い違っている。
だからと言って、現在伝わっている話を今更訂正することも必要ないそう。
土徳
今日は長浜の土徳の話をしてくださった。
せっかく長浜の話だからと、講演だけでもと聴講される総代さんも参加し、専徳寺から9名。
呉東組全体で75名の参加。
そのあと、久しぶりの会食も。
ここのところハードスケジュールが続いた1月が今日でおしまい。