9月8日(木)
今夜は仏教壮年会例会。
本来なら仏教婦人会と共催で「講演とビデオの夕べ」。
今年も共催行事は中止して、いつもの例会を。
今日のテーマは、「利他の心」。
先日稲盛和夫さんが亡くなったり、先週・今週の中国新聞の洗心欄が「利他の心」特集。
そこで、このたびのテーマは「利他の心」。
「利他」と言っても、仏教由来の「利他」ばかりではなく、「合理的利他主義」とか「効果的利他主義」と言った「利他」もあることに触れ、『歎異抄』第四条の「聖道の慈悲と浄土の慈悲」へと。
大切なのは三つ。
一つは自分が置かれている環境や人とのご縁、すべてにまず感謝をすることです。 もう一つは何かあるたびに自分自身を省みること。 その心がないと成長はありません。 最後の一つは他者への敬意です。
千日回峰行で私の中に芽生えたのミミズへの敬意でした。この三つはどれだけ社会が変動しても変えてはいけない、利他の原点とも言えます。
大切なのは3つ。
一、ありがとう
二、ごめんなさい
三,おかげさまで
お念仏よりお味わい。
ミミズの話がここでは出て来たが、昨夜寝室に向かう廊下に、虫らしきものを発見。
G??と思ったけれど、足が長いので違うのはすぐに分かり、電気をつけるとそこには、
鈴虫の姿。
そっと両手に入れて、階段を降りようとしたら、今度は階段の下に大きなG。
両手が塞がっていたから、殺虫剤を持つこともできず、そのまま見過ごすことに。
鈴虫だけを外に出す。
あぁ、何と勝手な自分。
鈴虫にはやさしく、Gには。。。
ありがとうとごめんなさいとおかげさまで。
お念仏に全部照らされて。
ようこそのお参りでした。