2月7日(月)
今日、2月7日は聖徳太子の誕生日。
〈聖徳太子〉か〈厩戸王〉かで一時期教科書問題ともなった聖徳太子。
親鸞聖人は〈和国の教主〉と大変大切にされ、多くの和讃をお作りになった。
『皇太子聖徳奉讃』には、
大慈救世聖徳皇
父のごとくにおはします
大悲救世観世音
母のごとくにおはします
と、聖徳太子を親のようにお慕いに。
昨年4月、聖徳太子1400回忌が本願寺でも営まれたが、コロナ禍でひっそりと。
各地でさまざまな聖徳太子展が催されたようだけど、ひとつも観れず。。。
京都にいた頃、お彼岸に奈良法隆寺聖霊院のお会式にお参りさせていただいたことがある。
お供物がとにかく凄かったということと、普段はお目にかかれない聖徳太子摂政像(国宝)を間近に観ることが出来たことを今でも思い出す。
専徳寺には、本堂内陣の左余間(外陣より向かって右側)、御厨子のなかに聖徳太子孝養像が。
父である用明天皇の病気平癒を願い、柄香炉を持って仏さまに香を献げる16歳の時のお姿だそう。
孝養
専徳寺には中国の親孝行の物語を集めた二十四孝の彫刻があったり、この本堂を建立した時の住職、大洲順道の想いがそこにあったのかなぁと、ふと。