盂蘭盆会

8月15日(日)

ようやく雨が上がったが、まだ大雨警報は解除されず。

このたびの大雨で被災されたみなさま、心よりお見舞い申し上げます。

 
長浜は今のところ、被害はなさそう。

今日は、朝9時から盂蘭盆会のおつとめ。

直前の中止は連絡しようがないので、誰もお参りになられなくてもおつとめするつもりで昨日から仕度を。

10数名のご門徒さんが朝からお参り。

大雨警報が出ている状況なので、花手水は中止。
このたびも御法話の代わりに文書伝道。
『念佛日和』特別号、「お盆」と「共命鳥」をそれぞれ持ち帰って読んでいただくことに。

雨は降らないみたいだけど、明日の夜からまた雨予報。

どうぞ、お気をつけて。

 

コロナ疲れに加え、大雨でお疲れの中、ようこそのお参りでした。

2021年8月15日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

広島市に大雨特別警報

8月13日(金)

今朝、広島市に大雨特別警報。

この辺りも昨日からずっと雨模様ではあるけれど、豪雨災害の時のような雨ではないかなぁと記憶を辿りながら。。。

 

朝、大名蓮は、

こんな姿になりながらも、一生懸命。

 

盆参り

この辺りではその風習がないので、SNSなどで他所のお盆の様子を見ながらへ~っと。

初盆とか、依頼のあったところだけをお参りさせていただくのだが、今朝はさすがにこちらを気遣ってお電話をいただく。

「こんな雨の中を来ていただくのは気の毒だから、日を改めた方がいいですか?」と。

「玄関前まで車で向かいますから、大丈夫です」と。

そして、もう一件は、「玄関前が水浸しで、くるぶしくらいまで水が溜まってるんです」と連絡いただいたので、「長靴履いて行きますから大丈夫です」と。

みなさん、それぞれ都合を合わせて集まってくださっているので、出来るだけの準備をして。

 

今日もお参り先に持参した傘は、

ずっと愛用している逆さ傘。

普通の傘と違って、内側が畳んだ時に外側になるので、車の中に入れても座席が濡れず、しかも、自立式。
傘立てに入れる必要もなく、壁に立てかける必要もないので、時々二度見される。

ちょっとしたことで、「えっ!?」みたいな反応があると、特にこんな雨の日には良いのかなぁと。

 

長靴も、庭の掃除用に買ったくるぶし丈のショートでつやなしタイプのもの。
やわらかいので、車の運転にも差し支えないし、履き心地は申し分なし。
まさか、こんな時に役立つとは。

 

昨夜は、普段は下で寝ている母も含め、家族を2階の南側に寝かせ、私一人2階の居間でテレビを見ながら、うたた寝で一夜。
布団で寝るとつい熟睡してしまうので、何かあった時のために。
これは、豪雨災害以来。

その時に比べると、さすがに体力が落ちているので、1日も早く落ち着きますように。

みなさんもどうぞお気をつけて。

 

 

 

 

 

 

 

2021年8月13日 | カテゴリー : 未分類, 災害 | 投稿者 : sentoku

桔梗と大名蓮

8月11日(水)

昨日の夕方、境内清掃。

ヒマラヤスギが台風9号の影響で、落ち葉をたくさん落とした。。。

そのままにしておくと、次に雨が降った時、排水溝に詰まってしまうので、とりあえず、掻き集め、ふるいにかけて処分。

そして、桔梗は花の咲いた後に切り戻しをしてやると、また咲くそうなので、枯れた花の枝を思い切ってチョキンチョキンと。

あっ、しまった。。。
一つだけ花がまだ残ってた!

そこで、手水鉢に一つだけ。

親鸞聖人像の映った姿に、ふと、確か御絵伝にも桔梗がなかったかな?と。

写真を見返すと、ちゃんと専徳寺の御絵伝にも!

入西鑑察

定禅法橋(右)が親鸞聖人(中央)のご真影を描いている場面。

画面左に紫と白の桔梗。そして、横には黄色い女郎花おみなえし

手前にはすすき撫子なでしこきくもあるので、この場面は夏から秋にかけてかな?

御絵伝に描かれている植物をよく観察してみるのも面白いかも。

来年はこの撫子も植えてみようかな。

 

そして、今朝。

大名蓮が全開。

先日の台風9号で、茎が傾き、隣の蓮の葉の下で。

まるで傘をさしているかのように。

明日は大雨の予報。

傘があっても散ってしまうかなぁ。。。

 

これから過去経験したことのない大雨とのこと。

どうぞ、お気をつけて。

 

2021年8月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

台風一過

8月10日(火)

台風9号も過ぎ、今日は青空。

今朝、今年2つ目の大名蓮が咲いた。
風で少し傾いたけど。

咲いたと言っても半開き。

全開となるのは、明朝かな。

 

恐らく今夏最後の蓮の花。

明後日の天気は大雨の予想なので、明日が見納めかも。

 

きれいに咲いてくれれば、これで今年株分けした蓮、4鉢ともすべて花をつけることに。

 

おのづから月やどるべきひまもなく池に蓮の花咲きにけり  西行

 

ちゃんと願いが届いて、南無阿弥陀仏の花開く。

台風9号

8月9日(月)

今朝5時過ぎ、台風9号が呉市付近に再上陸。

と、全国ニュースで。

 

専徳寺周辺は、見たところ大丈夫。

 

このあたりは、台風が過ぎてから、雨風がきつい時もあったけれど、昼前には晴れ間も出て来た。

 

ただ、この台風で一番気がかりだったのが、キジバト。

案の定、姿がなくなっていた。

そして、卵が2つ樹の下に。。。

早朝、ずっと鳴き声が聞こえてたのだけど。

 

オリンピックも終わり、寂しい中での長崎原爆の日。

『A級戦犯者の遺言』 (青木 馨 編)

さらばなり  有為の奥山  けふ越えて 弥陀のみもとに  行くぞうれしき

東条英機らA級戦犯者の最期に教誨師として立ち会った唯一の日本人、花山信勝氏の講演より。

何と野呂山にある真人会野呂山道場での講演録だそう。

 

昨日の中国新聞朝刊の1面の広告に、

平和について考える一冊の中に紹介されてるのを見て取り寄せてみた。

 

平和を願って。

白石説教所 物故者追悼法要

8月6日(金)

広島原爆の日。

今朝、今年3つ目の案頭春が見事に開花。

午前8時15分、長男が鐘を撞き、家族揃って本堂でおつとめ。

 

午後、昨日に続いて白石説教所へ。

今日は白石地区の物故者追悼法要のご縁。

正信偈第2種の導師をつとめ、

今年もピースナイターでおりづるを折っていただくことは叶わなかったけど、PEACEおりがみで作った共命鳥の話を。
共命鳥は、みなさんに一つずつおみやげ。

また、被爆樹木の絵本『きっと きこえるよ』を読み聞かせ。

わしらは

自分のからだをつかって

みんなに
つたえとるんよ

暑い中、ようこそのお参りでした。

 

来週仕上がる予定だった寺報『念佛日和』を今朝お届けいただいたので、法座から帰宅して仕分け作業。
総代、世話係のみなさんにはまたお世話になります。

 

何だかいろいろ盛りだくさんの8月6日。

そんな中、昨日からキジバトが3度目の抱卵を開始したみたい。
今度は無事孵ることを願って、そーっと。

 

 

2021年8月6日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

白石説教所 歓喜会

8月5日(木)

今日も暑い1日。

午前中、焼山で法事。
「カナカナカナカナ・・・」と、ヒグラシの声。

長浜ではクマゼミ・アブラゼミ・ツクツクボウシ・ニイニイゼミの熱い声。。。
ヒグラシの声は何となく涼しく感じる。

 

午後1時から広の白石説教所の歓喜会のお取り次ぎ。

今日が歓喜会、明日が物故者追悼法要。

 

昨年12月に本来なら3年に1度まわってくる報恩講のお取り次ぎをするはずだったけど、コロナで中止。
そんなこともあってか、このたび説教所でのお取り次ぎ。

「歓喜会」「お盆」って何?

と、他の人に聞かれても、なかなか答えられないかも。

そこで、

今年の盂蘭盆会にお参りなられた方に配布する予定の『念佛日和』特別号をお配りして、お盆の話。

中島みゆきさんの『帰省』も紹介。

人が人でなくなる時代。
その人が人になれるご縁。

暑い中をようこそお参りくださいました。

 

 

呉東組法中会

8月2日(月)

今夜は呉東組法中会が当山専徳寺にて。

呉東組16ケ寺が順番に会所を受け持つので、コロナ禍で迎える初めての法中会。

戸は網戸にして開けっ放しなので、換気に問題はないのだけれど、今日はほぼ無風。。。

夕方お通夜から戻って急いで食事を済ませ、境内に打ち水。

皆さんが集うまでは28度。

天井の扇風機をフル回転させても、16名全員が集まると夜でも32度⁉︎

会議中、全くの凪状態で、一度もウィンドチャイムの音色も響かず。。。

いつもより早く終わったのでホっと。

 

今の本堂に冷房を設置するのは難しいので、何かしらそれに代わる対策を。

暑い中をお疲れさまでした。

 

2021年8月2日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

褄黒豹紋

7月31日(土)

今日も案頭春が2つ開花。
でも、初めに咲いた方は色も薄くなり、そろそろ終わりかな。

隣の大名蓮につぼみが出て来た。
案頭春にももう一つつぼみがあるので、しばらく楽しめそう。

 

今朝、境内に水撒きをしていると、オレンジ色の蝶が飛んで来た。

帰って調べてみたら、

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♂

であると。

褄黒つまぐろ」とは、縁が黒いこと。

そして、「豹紋ひょうもん」はヒョウ柄。

 

1980年代までは近畿地方以西でしか見られなかったが、生息域が拡がって、今では関東北部でも見られるとか。

これは地球温暖化によるものだそうで、このツマグロヒョウモンは「地球温暖化の指標生物」。

ひょんな出会いから地球温暖化のことを考える。

 

 

2021年7月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

うてな

7月30日(金)

今朝、同時に2輪の案頭春が。

写真で見ると大きく見えるけど、実際には

直径10センチほどの小振りな蓮。

緑の葉っぱに赤い蓮、そして鮮やかな黄色の花托。

蝉時雨の中、清涼と。

 

露の身は ここかしこにて 消えぬとも
 こころは同じ 花のうてなぞ (法然聖人)

流罪で四国へ赴く法然聖人が、九条兼実公への返歌として詠まれたそう。

《参考》浄土宗 大本山 増上寺ホームページ

 

うてな」とは、漢字で「台(臺)」とか「蕚」と書き、『源氏物語』にも、

はちす葉をおなじうてなと契おきて露のわかるるけふぞかなしき

と、古来よりお浄土を蓮台で表現。

 

そして、親鸞聖人はお名号に蓮台。

蓮はお浄土を想う花。

夏たけて堀のはちすの花みつつ仏のをしへおもふ朝かな

昭和天皇もお詠みに。

 

明日もきれいに咲きますように。