黄砂に吹かれて

3月30日(火)

黄砂に~吹かれて~ きこえる~歌は~

と、中島みゆきさん作詞、工藤静香さんの歌の思い出しながら、昔の黄砂とは違うよなぁと。。。

朝から長浜も黄砂で霞んでる。

今日は午後から広島別院で〈「御同朋の社会をめざす運動」安芸教区委員会 組代表者会・組重点プロジェクトリーダー会議〉と言う長い名前の会議に。

まだ3月なのに、広島別院の桜はそろそろ散り始めだそう。

呉東組としては、この1年、何もコロナ禍で出来なかった。
でも、組重点プロジェクトリーダーとして教区での会議には皆勤できたので、その責務は果たせたかな。

ただ、こうしたプロジェクトにはどうしても成果を問われるのだけど、

なにをしないのかを決めるのは、
なにをするのかを決めるのと同じくらい大事だ。
             スティーブ・ジョブズ

とりあえず、小さなことからコツコツと。

 

 

 

2021年3月30日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

きのこ

3月29日(月)

昨日は久しぶりにまとまった雨。

今朝、境内を見て回ると、薄墨桜の下に何やら。。。

小さなきのこがあちらこちらに。

菌類の生命力。

人をとる 茸(きのこ)はたして うつくしき

小林一茶もきのこの俳句を。

何ごともふと気にかけると、何だか世界がひろがる。

 

日中晴れてはいるのだけど、黄砂が飛んできているようで、もやのかかったような感じ。
明日も洗濯物等に気をつけて。

《専徳ねっと》の不具合がいろいろと出ていたので、この際少し修正。
フォントを少し大きめに設定し、ゴシック体から明朝体に。

年度末、いろいろと。

2021年3月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

広南小学校送別式

3月25日(木)

今日は広南小学校の送別式に。

例年体育館で行っていたのをコロナ対策のために校庭で行い、参加者も在校生と保護者のみ。

このたび4名の先生を送ることに。
3名の先生とはあまり接する機会がなかったけど、こちらの知らないところでいろいろお世話になっていたようで、「お世話になりました」と。
養護教諭の先生は、広南小学校で4年間お世話になった。
このたび45年間の教員生活を終えられるそう。
特にこの一年はコロナ対策でいろいろ大変だったと思うけど、最後にお会いしてお礼を言えたのでよかった。
昨年は送別式が出来なかったので、小学校も中学校もお世話になった先生にお礼の一言もいえず、何となく寂しい終わり方だったなぁと。

これで保護者として小学校に登校するのも最後。

ウグイスの声、トビの声、いろんな声が聞こえてくる中で、

お世話になりました。

 

2021年3月25日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校卒業式

3月21日(日)

昨日からの雨が朝には止むかなと思っていたけど、今日は雨の降る中、広南小学校の卒業式。

新型コロナウイルス対策をしながら、来賓はなし、在校生は送辞を読む5年生が1人だけ。保護者も各家庭より2名の参加。

保護者席は事前に子どもがくじ引きで座る席を決めていて、何と最前列の中央通路側という特等席で。

時折激しく雨音が響く中での卒業式だったけど、みんな明るく笑顔で卒業。

最後の教室でのお別れをした後、再び体育館に戻って思い思いに写真撮影。

教室や廊下に6年間の思い出の写真が貼られている中に、読み聞かせと石泉文庫の虫干しの写真も。

先生方をはじめ、いろんな方に支えられて今日の日を迎えた6年生。

卒業おめでとう。そして、ありがとう。

2021年3月21日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会

3月20日(土)

今日は彼岸の中日。

首都圏では非常事態宣言が明日解除というニュースが流れているけど、まだまだ。。。

このたびの春季彼岸会もおつとめのみ。

とは言っても、せっかくお参りになられる方には何かあった方がいいなと思うので、境内には花手水。
このたびはラナンキュラスで春らしく。

そして、法話の代わりに寺報『念仏日和』特別号を。

 

その中で紹介した「我慢と辛抱」の話。
ネットで少し話題となった磯野貴理子さんが紹介した石倉三郎さんの「我慢と辛抱」の話は、『粋に生きるヒント』(石倉三郎 著・KKロングセラーズ)の中の〈「我慢」は無理だが「辛抱」ならできる〉に。

どうやったら芝居の世界で食えるんですか?なんて野暮な質問をした記者がいたよ。
「どうやったら食えると思う?」
と逆に聞いてやったら、「頑張ること」とその記者氏は言った。頑張るなんて抽象的なこと言うなよ。頑張れって言葉くらい、こんな無責任な言葉はないんだよ。走っている人に頑張れっていうのはわかる。いま走ってるんだから。でも歩いている人に頑張れって、ふつう言うか?言わねぇよなぁ。なにを頑張るんだよ?ってことになっちゃだろう。
 だから己の中で何かにつけて「頑張る」って言うより、辛抱するってことをまず覚えろよ、ってことなんだ。辛抱、辛抱、辛抱、辛抱、全部辛抱。つまり、辛さを抱くってことだよ。抱きしめるってこったよ。
 これ、似ているけれど「我慢」じゃないんだよ。そこが味噌よ。我慢は、そりゃあなかなかできないよ。あれは難しい。男がどう、女がどう、ってことじゃなくてホモサピエンスってのは我が強いから。我慢は骨が折れるほど難しい。でも、辛抱ならできるだろうよ。なんかわかんねぇけどギュッと抱けばいいんだからさ。
 これは実は例の大僧正の受け売りでな、「おまえ、我慢せぇと言われても人間、我慢はできないんだよ。同じことを、言葉を換えるだけで、辛抱せぇと言われたら辛抱できる」って言うんだよ。「我慢」というとオレだけ?と思うけど、「辛抱」というと皆もやっているのかなってパブリックに思うだろ。言葉のマジックよ。言葉はおもしろい。

 

石倉三郎さんと言えば、コミューンcomuoonアンバサダー。

 

『念佛日和』を余分に用意したけれど、来られなかった方にも届けてくださる方がいるのでほぼ無くなり、少し増版してしばらく本堂に。

ようこそのお参りでした。

明日は広南小学校の卒業式。

 

 

2021年3月20日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

彼岸の入り

3月17日(水)

暑さ寒さも彼岸まで

とは言うものの、今日の気温は20℃。
汗ばむほどの陽気に。

昨年植えた薄墨桜。
ここに来て蕾がいっぱいと思ってたら、どうやら新芽。
今年の花はまだのよう。。。

今年どこまで成長するかな。

今年の春季彼岸会は3月20日の彼岸の中日に朝9時よりおつとめだけ。
おつとめして、法話の代わりに『念佛日和』特別号をお配りする予定。
この薄墨桜の話から「我慢と辛抱」のお話を。

 

また、先月総合的な学習の時間で専徳寺・石泉文庫へとやってきた広南小学校3年生のみなさんからのお礼状をいただいた。

みんなきれいな字でしっかりと。

実際に石泉文庫に入って、宇都宮黙霖の書いた本を手にとって見ることができたのが印象に残っているみたい。
「3年後の虫干しを楽しみにしています」と書いてくれている子も。

小学校6年生になったら、ぜひともお手伝いお願いします。

 

わたしのお寺

3月16日(火)

荷物を整理していたら、10年前の親鸞聖人750回大遠忌のおみやげ用に買った丸西宗教織物さんの『わたしのお寺 お坊さんと一緒』というパズルが出て来た。

10年経っても、杉の香り。

10年前は諦めたが、調べてみたら、「箱入り娘」と言うパズルと配列が一緒で、解き方がYouTubeにも。ただ、箱入り娘とは上下が逆なので、これが難しかった。。。

何度も何度もやり直して、何とか攻略。

せっかくなので、初めてタイムラプス撮影。

 
 
 
 
 
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何故、阿弥陀さまだけが極楽浄土?

自力でいくらがんばっても、私には往くことの出来ない世界。
ひょっとして、阿弥陀さまの通り道を邪魔してるかも?

だいじょうぶ。

自力で往けなくても、阿弥陀さまの願いはちゃんとここに届いているから。

そんな、深いゲームだったとは。

 

広南小学校読み聞かせ(183)

3月15日(月)

今朝は穏やかな朝。
今年度最後の読み聞かせ。

朝、学校へ行くと、先日石泉文庫の見学に来てくれた3年生の男子たちが寄ってきて、「今日は何年生ですか?」と。
そのあといろいろ聞かれたあと、控え室の図書館に向かうと、卒業間近の6年生が今日に限って押し相撲を挑んできた。

今日の担当は5年生。

東日本大震災から10年。

新しく関連絵本も出ているようで、その中から2冊。

1冊目に読んだのは内田麟太郎さんの短い詩の絵本。

『ひばりに』 (内田麟太郎 詩・うえだまこと 絵)

まず、奥書を読んでから。

大震災にあった子どもをはげます詩。
そんな思い上がった詩は書けませんでした。
でもわたしの気持ちは伝えたくて、
詩を書けない詩を書きはじめました。

あなたのところへも、小さな風がとどきますように。
                 内田麟太郎

どんなふうにこの詩を聞いてくれたかな。

そして、2冊目は、

『笑顔が守った命 津波から150人の子どもを救った保育士たちの実話
        (あいはらひろゆき 作・ちゅうがんじたかむ 絵) 

こちらはちょっと長かったけど、保育所で子どもたちを救った保育士さんたちの笑顔の話。

もし今、もっと大きな地震、もっと大きな津波が来たら、いったいどうやってこの子たちを守ればいいのか。
怖くて、怖くて、涙が出そうになりました。
他の先生たちも、みんな一緒の気持ちだったと思います。
不安で胸が張り裂けそうだったと思います。
でもみんな笑っていました。
こういうときだからこそ、子どもたちを不安にさせないようにみんな笑っていました。
だから、私も笑いました。

こちらの絵本の方がダイレクトに子どもたちには伝わったみたい。
じっと聞き入って、笑顔で感想を述べてくれた。

次の日曜日はいよいよ卒業式。

笑顔で迎えられますように。

 

 

 

 

2021年3月15日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

新聞掲載

3月12日(金)

今日は午前中から雨模様。

中国新聞朝刊、呉・東広島版に広南中学校の記事。

地域と連携して防災まちづくり。

先月は、こんな記事も。(2月18日朝刊)

こちらはカンボジアの地雷除去についての出前授業。

コロナ禍でもいろいろと。

そして、昨日の中国新聞朝刊 広島都市圏版には、

安芸教区仏教婦人会連盟が毎年2月に行っているダーナ募金の記事。

連日、新聞を見るのを楽しみに。

 

地域、学校、いろんなところが一緒になって町づくり。

2021年3月12日 | カテゴリー : 呉東組, 長浜 | 投稿者 : sentoku

3.11 東日本大震災から10年目

3月11日(木)

東日本大震災、あれから10年。

午後2時46分より、梵鐘の鐘を撞き鳴らす。

 
 
 
 
 
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親鸞聖人750回大遠忌もちょうど10年前。
その時のスローガンが、〈世の中安穏なれ 仏法ひろまれ〉。

今もそのお心をいただきながら。

 

そして、今日は蓮の植え替えを。

桜(ソメイヨシノ)が咲く前に植え替えるといいらしいので、今日を選んだのに、何と広島では全国で最も早い開花宣言。。。

蓮と鶏

泥のなかから
蓮が咲く

それをするのは
蓮じゃない

卵のなかから
鶏が出る

それをするのは
鶏じゃない

それに私は気がついた

それも私のせいじゃない

震災後のACジャパンのコマーシャルで話題となった金子みすゞの「こだまでしょうか」。
その金子みすゞのこの蓮の詩も素敵な詩。

泥のなかから蓮が咲きますように。

 

2021年3月11日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku