10月19日(月)
今朝は今月一度の広南小学校読み聞かせ。
コロナ禍の中、どっちの本にしようかと迷ったけど、せっかく与えられた貴重な時間なので、欲張って2冊読むことに。
担当は4年生。
1冊目に読んだのは、
比較的読むところの少ない『がまんのケーキ』(かがくいひろし)
みんないろんなガマンをして生活してるはず。
そこで「ガマン」をちょっと考える絵本。
こいたろうくん かめぞうさんは けろこさんを まつことが できるのか!? はたして3にんの ゆうじょうは!?
かがくいひろしが贈る、人情・ユーモア てんこもり! 絵本。(帯より)
このコロナ禍で、〈我慢〉と〈辛抱〉は違うといろんなところで見かけたけれど、どちらも仏教用語から。
《我慢》は、現在の〈辛いことを耐え忍ぶ〉とは反対の〈私の慢心〉という言葉から生まれ、《辛抱》は〈心法(自分の心をコントロールする)〉という言葉から生まれたとか。
それはそれとして、ちょっと楽しくガマンを考えてくれたらなと思いながら。
そして、2冊目は、
『だいぶつさま おまつりですよ』(文 苅田澄子 絵 中川 学)
以前読んだ『だいぶつさまのうんどうかい』の続編。
いろんな仏さまがたくさん出てくる中、大仏さまは大きすぎてなかなかお祭りを楽しめない。でも、その大仏さまだからこそのお祭りが。
今年は祭どころではなくなったので、お祭気分を楽しんで。
読み終わって、どっちが好きか尋ねると、『がまんのケーキ』が一人だけ、そのほかの子たちはすべて『だいぶつさま おまつりですよ』に手を挙げてくれた。
終わった後、読み聞かせをしてくださった方から、娘がSDGsのバッジを欲しがっていて、「大洲君のお父さんが付けてたよ」と教えてくれたとか。
輪袈裟の左側には東日本大震災の時の〈願〉バッジ、右側には実践運動の流れでSDGsのピンバッジをいつもつけている。
些細な事でも、見てくれる人は見てくれるんだな。
帰宅してすぐに通り報恩講。
今日は読み聞かせがあったおかげで、一軒目から声の調子良く。