10月7日(水)
今朝は不思議な空模様。
今日まで3日間、白岳地区の通り報恩講。
コロナ騒動で「今年はお休みします」とのご連絡もチラホラあったけど、無事終了。
こちらも気をつけてお参りさせていただいたが、気をつけて迎えてくださる姿も。
いつものように、すぐ後ろにお座りにならず、距離をとって座ったり、隣のお部屋でご縁にあったり。
距離をとるので、コミューンが大活躍。
お参り先で、お灯明を点け、線香を焚き、マスク着用のまま、ささっとマイクを着け、コミューンをケースの上に設置しておつとめ。
終わって片付けようとすると不思議そうに、「これは何ですか?」「扇風機ですか?」「空気清浄機ですか?」といろんなところでお尋ねに。
寺報でもぶろぐでも以前紹介しているけれど、初めてご覧になられる方が多いので、その都度コミューンの説明を簡単に。
「これはスピーカーです。難聴の方に聴こえやすい音を届けるように創られたスピーカーなんです。マスク着けていると声が聴こえづらくなってしまいますので」と。
ボリュームはあえて大きくせず、聞こえにくい方には少し大きく。
なるべく自然に聞こえているような音量にしているので、スピーカーから聞こえているとは感じていなかったみたい。
でも、説明すると、「それで違和感なく、よく聞こえたんですねぇ」と。
声を張らなくてもいいので、飛沫を抑えることも出来、喉にも負担が少なく。
また、あらかじめ報恩講のごあんない時に、マスクは取らないのでお茶は出していただいても、お気持ちだけいただいて帰りますと伝えていたので、ペットボトルのお茶をご用意してくださるところも多い。
昨日はさすがにペットボトルにお米、おさがりと、スクーターで帰宅するのに大荷物だったので、つい記録。
「ご院さんはドリンク(剤)は飲まれます?」と聞かれたので、「すいません。私、飲むと眠れなくなるので。。。」と。
こちらはお気持ちだけありがたく。
今朝、出かけるまでNHKのあさイチを。
特集「withコロナ時代 大切な人との別れ」
コロナ禍で葬儀の縮小化・簡略化が強まったとか。
たまたま昨日、先日届いたDVDを鑑賞したばかり。
『私のちいさなお葬式』
ロシア映画。
都会で働く息子に迷惑をかけまいと、自分のお葬式を自分で準備するエレーナのお話。
真っ赤な棺桶を買い、ラップに包んでもらって、バスに載せて帰宅する姿に、
毎日広告デザイン賞https://macs.mainichi.co.jp/design/ad-m/work/8501.html
HPに掲載されているパック詰めされたお位牌が話題になっているのをふと思い出しながら。。。
頭の中には映画のロシア版「恋のバカンス」がずっと流れ、何だかいろんなことがつながって、いろんなことを考えさせられる。
明日から再び小坪地区。