3月4日(月)
雨上がりのくもり空。
ウグイスの声が聞こえてこない。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は3年生。
読んだ絵本は、

『わたしのそばできいていて』 (リサ・パップ 作・菊田まり子 絵)
先日、NHKスペシャル『ベイリーとゆいちゃん』の再放送があったのを、たまたま観た。
神奈川県立こども医療センター でファシリティドッグ(セラピー犬)として従事していたベイリーの引退。
その番組を観て、20数年前にアニマル・アシステッド・セラピー(アニマルセラピー)のこと、ペットロスのことに感心を持っていろいろ調べ、本を集めた頃を思い出しながら、この絵本に出会った。
ライブラリードッグ。
欧米では図書館で、子どもが犬に読み聞かせをすることで、本を読むことが苦手だったり、嫌いだったりしたのが、読めるようになる助けとなっているのだと。
それを、「R.E.A.D.プログラム」と言うそうで、
「R.E.A.D. 」とは、
“Reading Education Assistance Dogs”
読書介助犬を意味するそう。
字を読むことが大嫌いだった女の子、マディ。
その理由は、学校で間違えたり、つっかえたりして、みんながクスクス笑うから。
そんなマディをお母さんが図書館に連れて行ってくれた。
そこで、ボニーという、白い大型犬に出会った。
「この子に本を読んでくれる?」
と言われ、マディは「うん」と思わず。
でも、読み始めると、間違えたり、つっかえたり。
でも、ボニーは、じっと見つめて聞いててくれる。
「まちがえたって、ゆっくりだって、だいじょうぶだよ」って。
そっとそばに寄り添う。
朝からあったかくなるお話。