広南小学校読み聞かせ(144)

6月18日(月)

昨日までの快晴も、いよいよ梅雨のくもり空。

今朝は広南小学校の読み聞かせ。

担当は3年生。

読んだ絵本は、

『ルーシーといじめっこ』 (クレア・アレクサンダー作 福本友美子 訳)

いじめ撲滅月間の第3弾。

 

絵の上手なルーシーは、工作の時間にクロウタドリを作って先生に褒められた。
(先生はカラスと思っていたけれど。)
いじめっこの仔牛のトミーは、帰りにルーシーを待ち構え、そのクロウタドリを壊してしまう。
ルーシーは、お母さんに見つからないように持ち帰り、直そうとしたけれど、無理だった。
次の日から、本が破られ、絵がくちゃくちゃにされ、鉛筆がおられ、ルーシーの顔がどんどん悲しそうに。
その翌日、学校で焼いたケーキを持ち帰ると、ケーキに足跡が付いていた。
お母さんはこれ以上ルーシーの悲しそうな顔は見たくないと、学校に電話をかけるが、ルーシーはそばで「やめて!」と。
でも、お母さんは先生にすべて話したあとだった。
ルーシーはその夜、翌日どんなことが待っているかを考えると、眠れなくなった。
翌朝、嫌がるルーシーをお母さんが学校に。
すると、トミーもお母さんにつれられて。。。

 

おとなしい性格のルーシーの心の様子が丁寧に描かれ、トミーの意地悪もどこから生まれてきたものかも。

最後は仲良くなった姿に、みんなよかったと感じてくれたよう。

 

帰宅すると、大阪での地震のニュース。

被災された方々、心よりお見舞い申し上げます。

  今日の中国新聞朝刊。
2011年、専徳寺で落語をしていただいた笑福亭仁智さんが、上方落語協会会長に。

また、笑顔が戻りますよう。

2018年6月18日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku