6月12日(火)
今日も昨日に引き続いて広島別院にて安芸教区総講習会。
午前中の講義は、真宗大谷派 玄照寺住職 瓜生 崇先生の『救いの証・現代宗教と浄土真宗』。
元親鸞会講師という立場より、いろいろと。 よその世界を知らない。
というよりも、断片的に情報だけが入ってくるので、どうしても偏った。。。
知らないことを知るご縁。
午後から
『寺院をとりまく環境変化 ~寺院運営において検討すべきこと~』(塚嵜智志先生)
『念仏者の社会的実践 ―その根拠をめぐって―』(阿満利麿先生)
と、講義があったけれど、同時間、尾道の同宗派寺院で2時から佐々井秀嶺氏の講演会が開かれるというので、そちらへ。
たまたま以前、とあるお店に置いてあった週刊誌にインドにすごい僧侶がいると紹介されているのを見て初めて知った方。
インドのネール首相の時の初代法務大臣がビームラーオ・ラームジー・アンベードカルという方。
この方は不可触民の出身らしいのだが、後に法務大臣となり、憲法草稿の時にその差別撤廃を折り込み、そして後に不可触民のヒンドゥー教徒を仏教徒へと改宗させ、仏教復興運動を興した方だそう。
その後を継いでるのがこの佐々井氏で、今、インドではアンベートガル氏を讃えて、「ジャイビーム」と言うのが今のインド仏教だと。
同じ宗派の寺院で、どんな話をされて、ここにどんな方が集まるのだろうと、末席にて講演会を。
満堂となるたくさんの人。
しかも、若い方が多く、特に小さなお子さんを連れたお母さんの姿が目についた。
そんな姿に、午前中の話とも合わせながら、今、何が求められてるのだろうと、いろいろと考えさせられるご縁に。
終わって境内に出て、「専徳寺さん? お世話になってます。〇〇です。こんなところでお会いするとは。」と声をかけられ いろいろと。。。