3月5日(月)
先週末は春らしい陽気だったのに、明け方からすごい雨。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は、3年生。
3年生は、以前国語の時間に盲導犬のことを学んでいる。
そこで今日読んだのは、
『チロリのまなざし』 (大木トオル 森本ちか)
捨て犬だった、足の不自由な雑種犬が拾われて、日本初のセラピードッグとなった。
歩けなかった外吉おじいちゃんとチロリがふれあううちに、外吉おじいちゃんが車いすから立ち上がり、歩く練習をするようになって一緒に散歩できるようになった。
栄子おばあちゃんは、長い間笑ったことがなかった。
その栄子おばあちゃんとチロリがふれあううちに、大きな口を開けて笑うようになった。
今日は絵本でなく、写真で。 子どもたちには、栄子おばあちゃんの笑顔が印象的だったみたい。
アニマルセラピー(Animal Assisted Therapy、動物介在療法)とは、 動物とのふれあいを通して、心が癒やされ、治療の助けとなるもの。
この言葉に出会ったのは、もう20年以上も前。
また、同時期に出会った言葉、「ペットロス」「ペットロス症候群」。
最愛のペットを失った悲しみにより、身心をわずらってしまうこと。
その当時読んだ本に、欧米などのキリスト教文化圏では獣医師がここに関わるけれど、日本は欧米と宗教観が違うこともあって、宗教者の関わりが必要だと説かれていたので、当時いろいろ「アニマルセラピー」「ペットロス」について勉強させてもらったなぁ。。。
先日、子どもにたのまれた本を探しに本屋へ立ち寄ったとき、このチロリ関連の本が何冊か並んであった。
何だか懐かしくもあり、写真の方がリアルに映るかなと、絵本でなく写真本に。
アイコンタクト 目と目を合わせ、心と心で会話するチロリ。
「和顔愛語 先意承問」と重ねながら。。。