石泉文庫防火訓練

1月29日(月)

午後から石泉文庫の防火訓練。

1月26日が第64回文化財防火デー。

法隆寺金堂壁画が焼失したことから定められ、この日を中心として文化財を火災・罹災等の災害より守るため、全国で防火訓練が開かれる。

呉市では6ヶ所で防火訓練が行われ、石泉文庫が今年は最後。

午後1時30分、専徳寺総代・仏教壮年会会員・地域の方が集まって、まずは石泉文庫に設置された火災報知器の説明を。

今年も広南小学校3年生が、石泉文庫の庭の片隅で防火訓練の見学。

午後2時に石泉文庫より火災発生。

スモークが焚かれ、地域の方が火災を発見して「火事だ!火事だ!」と叫びながら、火災報知器を鳴らす。

火災報知器から消防署へ連絡が行き、地元の消防団が駆けつけ、そのあと消防隊員がホースを延長して消火!

 

子どもたちの前でホースを構え、鎮火。

専徳寺境内に場所を移し、まずは防火訓練の講評。

そして、天ぷら火災の実験。 炎を上げる天ぷら鍋に、少しの水をかけると大きな炎に思わず悲鳴。

そのあと、子どもたちが水消火器の講習。

風が強く、寒い中を、みんな消火器で勢いよく消火活動。

この経験を通し、地元の文化財。

県の史跡「石泉文庫」を大切に守るこころが芽生えてくれれば。

寒い中、ごくろうさまでした。

広南小学校読み聞かせ(130)

1月29日(月)

今日は広南小学校読み聞かせ。

まだまだ寒いけれど、先日の寒さに比べたら。

今日の担当は、5年生。

今日読んだのは、写真の絵本。

『ナヌークの贈りもの』(星野道夫)

20年ほど前に、『どうぶつ奇想天外!』という番組の撮影のために訪れていたロシアで、テントにいたところをヒグマに襲われて亡くなってしまった写真家 星野道夫氏によるシロクマの物語。

ホッキョクグマと共に生きてきたイヌイットたちは、ことばを交わしていた。

人間はクジラに向かってもりを投げ、 クジラはサケをのみこみ、 サケはニシンをのみこむ。 ーーー生まれかわっていく、いのちたち。

繰り返し繰り返し、「生まれかわっていく、いのちたち」。

寒い中、みんな静かに聞き入って。

 

その星野氏の息子さんが父の足跡を訪ねる番組が1月11日にあったそうだが、見逃してしまった。

父と子のアラスカ ~星野道夫 生命(いのち)の旅』 今週末、BS1で2月3日(土)午後2時より再放送。

 終わって感想を尋ねると、「生まれかわっていく、いのちたち」を感じてくれたよう。

 

廊下に出ると校庭の上を、ミサゴのつがいが舞って。

この長浜で、春にはいのちが誕生するかなぁ。

 

今日は午後から石泉文庫の防火訓練。  

2018年1月29日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku