12月19日(火)
少し寒さが緩んだ1日。
午前中、報恩講、葬式、報恩講。
報恩講にお参りしたら、「ここが一番で、これから上に上がられるんですか?」と尋ねられ、「いいえ」と答える前に、今年91歳になられたご主人が、「ここは昨日だったけど、昨日はあなたが病院に行く日だったから代えてもらったよ」と、夫婦揃ってのご縁。
昼から今年最後のつとめあい、大広真光寺の報恩講へ。
控え室では、どこのお寺もだいたい報恩講参りが終わったと安堵の顔。
今年もシンバルのような饒鉢のジャンジャラジャン!の音で入堂し、浄徳寺御住職導師によるおつとめ。
今日のお葬式では、遺影に犬と一緒の写真。
そして、亡くなられたご主人が可愛がってたその犬も参列してのお葬式。
そして、今夜のお通夜は90を超えるご主人の棺の上に、先に亡くなられた奥さまの若い頃の写真が添えられて。
何だかそれぞれがほのぼのと。
きっと、そう感じられるのも、報恩講参りで時間に追われることがなくなったからかな。