11月28日(火)
報恩講のつとめあい、3件目は呉専徳寺。
おつとめした後、一席お取り次ぎ。
今日11月28日は、旧暦であれば親鸞聖人の御命日、御正忌。
明治6年1月1日より導入された太陽暦(グレゴリオ暦)に基づいて、浄土真宗本願寺派でも新暦に改めて1月16日が御正忌に。
先日、長浜歴史ウォーキングの時に話をした大洲順道。
今日の呉中通の専徳寺の山号「易往山」は易往院釋順道より。
国立国会図書館デジタルコレクション『模範村の現況』(読売新聞社発行)を見ると、なかなか慣れ親しんだ旧暦から新暦には誰も変えようとはしない時代。
順道はこの新暦に改めるため、過去帳をすべて新暦に改め、法事も新暦でつとめるよう、1年かけてその意識を変えたのだと。
こんな人が本願寺の執行に就いておられたのだから、新暦に変わったのかな?と思いながらお取り次ぎ。
上の写真は広公園(オークリーナの南)に建っている頌徳碑(しょうとくひ)。 広村を模範村とした藤田村長・岩西助役・大洲順道を讃えた碑文。
お取り次ぎのあと、このたびもお斎をいただいて。 ようこそのお参りでした。