11月13日(月)
快晴。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
先週は腰痛のため、急遽休ませていただいたけど、今朝はどうにかこうにか。
担当は4年生。
読んだ絵本は、
『みずいろのマフラー』 (くすのきしげのり 文・松成真理子 絵)
このクラスにぜひ聞いてもらいたいと思って選んだ1冊。
ヨースケは ちからが よわかった。
ヨースケは はしるのが おそかった。
ヨースケは さんすうが にがてだった。
ヨースケは なんでも ぼくらの いうとおりにした。
それでも ヨースケは いつも ぼくらと いっしょにいた。
ヨースケが転校してきた。
シンイチとヤスオは、帰り道が一緒だから、遊ぶようになった。
そのうち、いやなことはヨースケに押しつけたり、帰り道、ヨースケが負けるまでじゃんけんをしてランドセルを持たせた。
その姿を見たお母さんが、「あなたたち なにやってるの?ヨースケは あなたたちのことをともだちだといっているのよ」と声を震わせていった。
その翌日から、ヨースケとはあいさつくらいしか出来なくなって、冬休みに。
ヨースケから届いた年賀状には、「たんじょうかいをするからきてね」と。
でも、冬休みが明けて、ヨースケは学校に来なくなった。
そして、ヨースケのお母さんが。。。
とってもしんみりとした結末だけど、お母さんの願い、子どもたちにはどう伝わったかなぁ。
ヨースケのお母さんだけでなく、みんな同じ思いでいるってことを。