広南小学校読み聞かせ(125)

11月13日(月)

快晴。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

先週は腰痛のため、急遽休ませていただいたけど、今朝はどうにかこうにか。

担当は4年生。

読んだ絵本は、

『みずいろのマフラー』 (くすのきしげのり 文・松成真理子 絵)

このクラスにぜひ聞いてもらいたいと思って選んだ1冊。  

ヨースケは ちからが よわかった。
ヨースケは はしるのが おそかった。
ヨースケは さんすうが にがてだった。
ヨースケは なんでも ぼくらの いうとおりにした。
それでも ヨースケは いつも ぼくらと いっしょにいた。

  ヨースケが転校してきた。
シンイチとヤスオは、帰り道が一緒だから、遊ぶようになった。
そのうち、いやなことはヨースケに押しつけたり、帰り道、ヨースケが負けるまでじゃんけんをしてランドセルを持たせた。
その姿を見たお母さんが、「あなたたち なにやってるの?ヨースケは あなたたちのことをともだちだといっているのよ」と声を震わせていった。
その翌日から、ヨースケとはあいさつくらいしか出来なくなって、冬休みに。
ヨースケから届いた年賀状には、「たんじょうかいをするからきてね」と。
でも、冬休みが明けて、ヨースケは学校に来なくなった。
そして、ヨースケのお母さんが。。。

 

とってもしんみりとした結末だけど、お母さんの願い、子どもたちにはどう伝わったかなぁ。

ヨースケのお母さんだけでなく、みんな同じ思いでいるってことを。  

2017年11月13日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku