報恩講法要 3日目

10月16日(月)

今日も雨。しかも肌寒い。

それでも、朝早くから庫裏ではお斎作り。

 

専徳寺報恩講のお斎は、持ち帰り用の大きなおにぎりと煮染めのパック。

今年は800食分を用意。

朝席で、笑顔の話から小泉八雲のことがちらりと。

後で調べてみたら、日本人の微笑について、こんなことを。

日本人のように 、幸せに生きていくための秘訣を十分に心得ている人々は 、他の文明国にはいない 。人生の喜びは 、周囲の人たちの幸福にかかっており 、そうであるからこそ 、無私と忍耐を 、われわれのうちに培う必要があるということを 、日本人ほど広く一般に理解している国民は 、他にあるまい 。(『新編 日本の面影』日本人の微笑より)

悲しい時も辛い時も、どんな時でも相手のことを思っての笑顔がそこに。 今はどうだろう。。。

和顔愛語 先意承問

いつの時代にも、仏さまのこころをいただいて、笑顔でいたいもの。

 

昼席は、善通寺御住職を導師に、住蓮寺御住職・浄円寺御住職・広真光寺御住職・呉専徳寺御住職をお迎えしての法要。

そして、御満座の席でも笑顔笑顔。

無事、皆さまのおかげで報恩講法要を終えることができました。

ありがとうございました。

そして、足もとの悪い中、ようこそのお参りでした。

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また、今日は広南中学校が一昨日の文化活動発表会の代休。

先日、広南小学校の読み聞かせの募集をすると、何と!休みにもかかわらず7名の生徒が名のりをあげてくれ、今日の読み聞かせを各学年でしてくれた。

聞くところによると、いつもよりも子どもたちが静かに聞き入ってたとか。

後ろ姿を見せる。

この中学生の姿を見て、後輩の小学生たちは何を思うかな。

笑顔で手を合わせ、お念仏を申す後ろ姿。見せておきましょう。        

2017年10月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku