秋季彼岸会 1日目

9月25日(月)

暑さ寒さも彼岸まで。

ただ、今日は天気が良くて汗ばむ陽気。

今夜から秋季彼岸会。

御講師は、呉本通 法眼寺の黒田順真師。

人間は、自分の「死」を知って生きていかなければいけないとのお話より。

 

今朝の読み聞かせで、『げんきでいるからね』という犬の目線で書かれた絵本を読んだ。

その犬、ポケは亡くなった老犬ルポの死が分からなかった。

そのことをふと思い出しながら。。。

 

それと、いつも読み聞かせの時には次男と一緒に登校するので、読み聞かせまで随分と時間がある。

それで、いつも控え室の多目的室にいるハムスターにごあいさつ。

でも、今日行くと、ゲージの横に何やら白い薬の袋。

誰かの忘れものだろうかと、ふと見ると、

「内用薬」ハムちゃん。1日3回と。。。

考えてみると、ここのハムスターもそんなお年かも。 みんな年を取り、死を迎える。

でも、その死とどう向き合うことができるか? これが仏さまの教えにしっかりと。

 

ようこそのお参りでした。  

2017年9月25日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(122)

9月25日(月)

今朝は秋晴れ。

先週月曜日は敬老の日で祝日だったため、2週間ぶりの広南小学校読み聞かせ。

今日の担当は6年生。

高学年に読む本はいろいろと迷ってしまう。

そこで、今朝決めて読んだ本は、

『げんきでいるからね』 (鈴木まもる作)

夏休み、東広島市立美術館で開かれた『ひらけ!わたしの絵本ワールド!』。

そこで展示されていた『げんきでいるからね』。

鈴木まもるさんの作品は、これまでにも何点か読み聞かせでも読んでいるけれど、色鉛筆で描かれたやさしい絵本。

 

捨て犬のポケの目線で物語が進む。

いぬの ルポと ポケは だいじな ともだち どうし。
でもとしを とった ルポは いつのまにか ポケの となりからいなくなってしまった。
「ルポちゃんがいない」ことを ポケは どう うけとめて いくのでしょう?

大切な友だち、ルポが亡くなったことを理解することの出来ないポケ。
そのルポの小屋に、小鳥が巣を作り始めた。
ルポの毛を集め、そしてポケの毛と一緒に巣を作る。
そして、そこにヒナが帰り、巣立っていく。  

みんな げんきでね。
ぼくのけ また つかっていいから。
また あかちゃん うみに きてね。
ルポちゃんも どこかで げんきで いてね。
ぼくも げんきで いるからね。

  読み終わったあと感想を。

「犬の目線で書かれていたので、何だか違って面白い本だなと思いました。」 と。

 

「死」をテーマとしているけれど、そこに「生」が描かれて、いろいろと感じてもらえたかなぁ。

 

今夜から秋季彼岸会。
お彼岸の御法座。
私はどこへ行くの?のお答えを。

お誘いあわせてお参りを。  

2017年9月25日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku