呉東組聞名講 9月例会

9月11日(月)

午後、戸田説教所にて呉東組聞名講9月例会。

おつとめ、御消息拝読に続いて法話。

今回法話の担当。

如来の作願をたづぬれば
苦悩の有情をすてずして
回向を首としたまひて
大悲心をば成就せり

のお味わいを。

終わって控室に戻ると、机の上に“ところてん”が。

冷たいところてんを頂いて、ご示談に。

  今日、役員さんがご用意してくださった質問は、

「〇〇を信ずべし」と正信偈にも和讃にも示されていますが、この言葉をどのように頂戴されていますか?

その問いに、何と!

読みは「信ずべし」ですが、「信じなければならない」ではなく、「素直に聞かせてもらい、そのまんまをいただきなさいよ」と示されていると頂戴しています。

と、何だかすごい!と思うような回答。

 

そのほか、ご門主さまのご教示、「念仏者の生き方」に示されている「少欲知足」。
念仏をいただいても、欲がなくならないのだけれど、、、との問い。
欲はなくならないけど、仏さまのこころを知る、私のこころを知る。
知るのと知らないとの違いは大きいかな。

  それから数年前にここで出た質問の答えを法中より。 この言葉は何て読むのですか?

遂其終 (其の終わりを遂ぐ)

どうもお経の言葉ではないらしいが、最後まで成し遂げるとの意味があるらしい。

ただ、ここに掛かる意味としてはどうかと思うと、ここでのお聴聞のご縁で、今迷いの世界の終わりを遂げるとの意味なのかと、ふと。

 

帰る頃には雨が。。。

ようこそのお参りでした。

広南小学校読み聞かせ(121)

9月11日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

夏休み作品展が先週末で終わったけど、片付ける前だったようで、ゆっくり。

今日の担当は1年生。

読んだ本は、

『どんまい!こめごろう』(よしながこうたく作)

夏休み、東広島市立美術館の『ひらけ!私の絵本ワールド』展で原画を観て、絵のインパクトに惹かれて。

 

こめぼうずが稲穂に宿れば、立派なお米が育つはずが、こめぼうずのこめごろうの稲穂だけが枯れてしまった。
腹を立てたこめぼうずは、もっと派手なものに宿ってやる!と、田んぼを飛び出して。。。

奇想天外のお話に、読み終わった後、たくさんの手があがり、感想を。

 
先週末、庄原への道中、田んぼがところどころ黄金色。

その光景を思い出しながら。

 
今日は午後から聞名講。

雨が降らないといいけど。

2017年9月11日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku