9月8日(金)
今夜は年に一度の仏教壮年会と仏教婦人会共催行事、《講演とビデオの夕べ》。
毎年ビテオを何にするかが一番の問題。
今回選んだのは、すねいるのDVD『出家とその弟子』。
庄原市出身の倉田百三の親鸞聖人にまつわる作品ということは知っていても、これまで読むご縁はなかった。
それでこの際と思って、このビデオを。 30分ほどの作品で、第一幕の枕石寺でのシーンと庄原市にある倉田百三文学館の紹介。
原作では、このビデオのあとに、若松が『歎異抄』の作者といわれる唯円として登場し、親鸞聖人より義絶された息子善鸞とのことや、唯円と遊女かえでの純愛物語も。
今夜はその話をするため、庄原市にある倉田百三文学館へ訪れた。
長浜では聞くことのないミンミンゼミがまだ鳴いていた。
大正年間にベストセラーとなり、海外でも出版された『出家とその弟子』。
文学館では15歳の時に友達へ書いた手紙、『歎異抄』を読むことを勧めてくれたおばさんへの手紙などを見て、
倉田百三の墓、誕生の地を回って帰宅。
ビデオを観ていただいたあと、今日の話、源信展での話など。
ご門徒さんのお仏壇の上に、今日のビデオで観た枕石寺のいろんな絵を見かける。
何故、こんなにもこのシーンばかり?って不思議に思っていたのが、何となく解決。
車で帰る途中、チーズ工房、三良坂フロマージュ、三良坂ピオーネ、世羅の幸水梨など、美味しそうな名前が次々と。 秋のドライブ、こちら方面へ行かれる方は、ちょっと足を伸ばして倉田百三文学館へもどうぞ。
広島県出身というご縁。
ただいま広南中学校では長浜出身というご縁で、今年も「もくりんさん」をPR。
Facebook「もくりんさん」で検索。
これもご縁。
ようこそのお参りでした。