8月6日(日)
今朝8時15分、鐘楼の鐘を長男が撞き、本堂で家族そろって、そして遠方から2名のご門徒さまがお参りして、一緒におつとめ。
おつとめの間、外からけたたましいクマゼミの声。
先日の熊野筆工房での『ドームがたり』のワンシーンを思い出しながら。
シャッシャッシャッァァァ シャッシャッシャッァァァ
夏は毎朝、クマゼミたちが でっかい声でなく。
ぼくの むねにとまってくれたりもする。
シャッシャッシャッァァァ
1945年
シャッシャッシャッァァァ
8月6日の朝 空には飛行機がブーン・・・・
あれは アメリカ軍の・・・・・・
おや?なにか落とした。
広島さんは、ころされた。
ぼくのむねのクマゼミも ころされた。
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先日行われたピースナイター。
監督・選手たちのおりづるが展示されている裏側に、本願寺広島別院の戦後復興記録のパネル。
その中に今夜予定されているとうろう流しの由来が。
「とうろう流し」の由来・・・・・・ 広島の夏の風物詩「とうろう流し」。
この由来は本願寺広島別院と安芸門徒にあった。
昭和20年8月6日、相生橋上流の空鞘町あたりは、水を求めて亡くなっていかれた方々で埋まった。
戦後、本願寺広島別院と安芸門徒はその方々を偲び、牡蠣船に積んだ灯籠を流しながら平和公園付近まで下る「流灯法要」を営んだ。
相生橋から両岸びっしり人垣で埋まったこの法要は、市民からの大きな反響を呼び、年々盛んになっていった。
写真は一昨年のもの。
今夜は台風5号の影響が心配。。。