広南小学校読み聞かせ(115)

6月12日(月)

今朝は広南小学校の読み聞かせ。

担当は5年生。

いじめ撲滅強化月間につき、いじめをテーマに読み聞かせをして欲しいと学校からの要請があり、選んだ本は、

『ひとりひとりのやさしさ』(ジャクリーン・ウッドソン 文、E・B・ルイス 絵)

転校生のマヤがやってきた。
みすぼらしい服に見えるマヤをあたしたちは無視。
ある日、マヤの席がからっぽになった。
その朝、クラスで「やさしさ」について話しあった。
アルバート先生が洗い桶を持ってきて、水を入れた。
先生は小さな石を水に落とした。
すると、落とした小石からさざ波が立った。

「やさしさも、これと おなじですよ。 わたしたち ひとりひとりの ちいさな やさしさが、 さざなみの ように せかいに ひろがっていくのですよ。」

と。 マヤは転校してしまって、あたしはマヤにやさしさを届けるチャンスを失った。。。

いじめもさざ波のように広がっていくけれど、逆にやさしさも。

読み終わると、「やさしさを考えるきっかけになりました」と感想を。

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読み終わって控え室に戻ると、どうやら1年生担当の方がまだ!? 1年生教室に行って先生に尋ねると、まだ来られていないと。

せっかくの読み聞かせの時間なので、1年生には少し難しいかな?と思いながら、もう一度『ひとりひとりのやさしさ』を。

最後まで静かに聞いて、しっかり感想も。

小さなやさしさが、世界にひろがっていきますように。

2017年6月12日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku