6月12日(月)
今朝は広南小学校の読み聞かせ。
担当は5年生。
いじめ撲滅強化月間につき、いじめをテーマに読み聞かせをして欲しいと学校からの要請があり、選んだ本は、
『ひとりひとりのやさしさ』(ジャクリーン・ウッドソン 文、E・B・ルイス 絵)
転校生のマヤがやってきた。
みすぼらしい服に見えるマヤをあたしたちは無視。
ある日、マヤの席がからっぽになった。
その朝、クラスで「やさしさ」について話しあった。
アルバート先生が洗い桶を持ってきて、水を入れた。
先生は小さな石を水に落とした。
すると、落とした小石からさざ波が立った。
「やさしさも、これと おなじですよ。 わたしたち ひとりひとりの ちいさな やさしさが、 さざなみの ように せかいに ひろがっていくのですよ。」
と。 マヤは転校してしまって、あたしはマヤにやさしさを届けるチャンスを失った。。。
いじめもさざ波のように広がっていくけれど、逆にやさしさも。
読み終わると、「やさしさを考えるきっかけになりました」と感想を。
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読み終わって控え室に戻ると、どうやら1年生担当の方がまだ!? 1年生教室に行って先生に尋ねると、まだ来られていないと。
せっかくの読み聞かせの時間なので、1年生には少し難しいかな?と思いながら、もう一度『ひとりひとりのやさしさ』を。
最後まで静かに聞いて、しっかり感想も。
小さなやさしさが、世界にひろがっていきますように。