9月14日(水)
明日は中秋の名月。
でも、今年はお天気が悪く、見えそうにない。
学校から帰ってきた次男が帰ってきて、白玉をこねておだんごを作ってくれた。
その中にひとつだけ、なぜか雪だるま。
でも、出来上がった姿は、何となくほとけさま。
何ともかわいらしく。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
9月12日(月)
今日は雨が降るなか、午後から広白石の白石説教所にて聞名講の例会。
いつものように、正信偈のおつとめに続いて、御消息の拝読、そして法話。 引き続いて御示談と。 今回は役員さんから、
教義には、「信心をめぐまれ」とありますが、この言葉をどのようにいただかれていますか?
という質問から。 この質問に、
「阿弥陀仏のはたらきによって念仏する人生」
「阿弥陀如来の〈かならずすくう。まかせよ〉のお心をめぐまれること。確かな拯いの中にある私」
「信心とは無疑心として信心しております」
などという回答が寄せられる。
「めぐむ」ということばの語源を調べると、「恵」は、これも諸説あるみたいだけれど、「糸巻き」と「心」から成り立つ字だそう。
「糸巻き」はグルグルと大切なもので包み込む姿だそうで、なるほど、阿弥陀さまの御慈悲のなかに包まれている姿を「信心をめぐまれる」とあらわすのだなぁと。。。
その他、浄土真宗の教章〈教義〉のなかに出て来る「迷いの世に還って人々を教化する」についての質問も。
帰宅して、『市政だより くれ 10月号』を開く。
表紙をめくると、特集「奏(かなで) ~明日へつなげるメロディー~」に、坂田明さんの記事。
お盆に久しぶりにバッタリとお会いして、次男と一緒に写真を撮らせていただいたけれど、今ひとつ分かっていなかったみたい。
でも、この写真を見せると、「え~!」と驚いて。 そこに、
音楽で最も大切なのは、みんなが歌ったり、演奏したりできること。 子どもの頃に口ずさんでいた曲は、大人になっても自然と歌うことができますよね。それは、テレビやラジオ、学校の授業などで耳にする機会があって、いつの間にか体の中になじんでいるからなんです。音楽に限らず文化が生きつづけていくには、いつも身近にあり、日頃から親しむことが大切。そのためには、子どもの頃から自然と音楽が聞こえてくるような環境を作ってあげることが必要です。
と。 音楽もお念仏も同じだと頷きながら。。。
雨のなかをようこそのお参りでした。
9月12日(月)
昨日は天気も良く、広島市内は「優勝おめでとう」で溢れてた。
今朝は曇り空、広南小学校読み聞かせ。
月曜日はいつも次男と一緒に登校するのだが、早すぎて30分も控え室の多目的室に。
今日の読み聞かせボランティアに来てくださる方々の名札を並べ終え、おかげでゆっくりと、夏休み中に子どもたちが作った作品を鑑賞。
そして、前回の読み聞かせの時から、朝この部屋に入ると、これまで寝てる姿しか見たことのなかったハムスターが、気配を感じて起きてきて、立ち上がって「ちょーだい、ちょーだい」と。。。
週末、誰もいないので、さびしいのかな。
それにしても、なついたものだ。
そして、2学期に入ってからスズムシが何カ所か置かれて秋の声。
そんなこんなで、時間が流れ、今日担当したのは久しぶりに1年生。
来週の敬老の日を前に、読んだ本は、長谷川義史さんの絵本デビュー作。
『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』
読む前に、「来週の月曜日、お休みですけど、何の日か知ってる人!」と尋ねても、「・・・」。
「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでる人!」と聞くと、パラパラと手が挙がる。
それから、「ひいおじいちゃんがいる人!」と聞くと、何とこちらもパラパラ。
今日はそんなおじいちゃんのお話。
「ひいひいひいひいひいひいひい」と何度も何度も読み手には大変な絵本だけど、子どもたちには好評だったみたいで、感想に手をいっぱい挙げてくれた。
「ぼくは・・・・・・だれのおじいちゃんになるのかなぁ・・・・・・」
最後のここに感想をくれた子も。
元気で素直な1年生に元気をもらって、今日は午後から聞名講。
9月10日(土)
今日・明日と、大和ミュージアムの市民ギャラリーで開かれる呉市児童生徒科学作品展。
夏休み中の宿題の科学研究。
何と、中学1年の長男と小学2年の次男の作品が、揃って入賞。
これまで佳作はあったけど、入賞して展示されるのは初めて。
こつこつとやって、こつこつと書いて、その成果が現れた。
同じ学校の入選した生徒・児童の作品を見ると、その子の親の顔がふと目に浮かぶ。。。
そして、そして、今夜は待ちに待った広島カープの優勝。
黒田博樹投手の第1打席がすべてだったかな。
前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え。
道綽禅師の『安楽集』。
導く意味が違うけど、この言葉がすぅーっと。
背中を見せる。 大切なことだなぁと思いながら。。。
入賞おめでとう。 優勝おめでとう。
そして、感動をありがとう。
9月8日(木)
朝からどこを向いても「今夜優勝」の声。
マジック2で迎えた今日。
広島カープが中日に勝ち、2位の巨人が阪神に負ければ、25年ぶりのリーグ優勝!!
そんな日が毎年恒例の行事になっている仏教壮年会・仏教婦人会の共催行事“講演とビデオの夕べ”と重なった。。。
今日はさすがにお参りは少ないかもとの心配をよそに、たくさんのお参り。
25年ぶりの一大事より、“後生の一大事”!
今年は七高僧の第六祖 源信和尚(恵信僧都)の一千回忌。
ということで、 『浄土 ー「往生要集」 欣求浄土の大道ー』(すねいる) を一緒に鑑賞。
そのあと、『源信さん』の絵本の一節を紹介しながらの法話。
みなさん、お参りに来ていただいていても、内心気になってると思い(私が一番かな?)、話の合間に途中経過を確認。
開始前に、巨人0×1阪神、中日2×5広島で、ひょっとしたらこのまま??と内心ドキドキしていたけれど、見ると、巨人が何と8回に逆転。
それをみなさんに報告して、今日は恐らくないでしょうと、源信さんのお話を。
次は巨人と直接対決で気持ちよく優勝!だと思っていたら、何と明日は広島は休みで、巨人がヤクルト戦だと。まさか。。。
何はともあれ、地元での胴上げはCSで。
ようこそのお参りでした。
9月5日(月)
台風12号が接近中。
今朝は大雨警報等が出て、ひょっとしたら学校は休みかも。
と、思って朝目を覚ましたら、雨は降ってるものの、風がない。
案の定、注意報(大雨・雷・洪水)は出ているものの、警報は出ず。
今朝は2学期最初の読み聞かせ。
担当は6年生。
読んだ本は、
『タンタンタンゴはパパふたり』 (ジャスティン・リチャードソン&ピーター・パーネル 文/ヘンリー・コール 絵/尾辻かな子・前田和男 訳)
ニューヨークのセントラル・パーク動物園での実話に基づいた話。
動物園のペンギン・ハウスにいる、アゴヒモペンギン。
毎年決まった季節になると、女の子ペンギンは男の子ペンギンを、男の子ペンギンは女の子ペンギンを意識しはじめ、カップルが誕生していく。
でも、2羽のペンギンは違っていた。
ロイとシロというどちらも男の子ペンギン。
女の子に興味を持たず、愛し合った。
まわりのカップルが巣作りをするのを真似て、ロイとシロも巣を作るけど、抱く卵がない。
石を持ってきて抱くけれど、いつまでたってもヒナが生まれない。
それを見ていた飼育係のグラムシーが、産み落とされてほうっておかれた卵を、ロイとシロの巣に置いた。
その卵を抱くロイとシロ。
その卵から雛がかえり、グラムシーはタンゴを踊るように、ロイとシロが息を合わせて生まれた子だから、タンゴと名づけた。
タンゴは、セントラル・パーク動物園にいる42羽、世界中に1000羽以上もいるアゴヒモペンギンのなかで、パパが2人いるオンリーワンのペンギン。
「同性愛を助長する」とかで、外国では破棄処分を求められたりしたこともある本だそうだが、何だかサラリとあたたかく読める絵本。
こういう絵本を読んでると、偏見も差別もない世界に少しでも近づけるのかなぁ。
9月1日(木)
今日から広南学園、新学期。
朝、夏休みに作った作品や宿題を持っていく子どもの姿。
ようやく、専徳寺のリニューアルしたホームページを公開することができた。
「.htaccess」というホントにちっぽけなファイルに、ちょっと書き足せばいいらしいというところまで分かったものの、「やさしい」「簡単」「初心者」などと銘打ったホームページを見ながら、チンプンカンプンな作業を何度も何度も書いてある通りにするのだが、何をやってもエラーばかり。。。
でも、あきらめずにいろんな方法を探して、www.sentoku.net がちゃんと立ち上がった!
今夜は、善通寺にて呉東組法中会。
今夜の議題の中心は、いよいよ10月よりはじまる伝灯奉告法要の件。
どんな法要、どんなご縁となるだろう。
帰ってきて、これまで利用してきたニフティのブログをこちらへと引っ越して、何とか日にちが変わらないうちに更新完了。
明日から寺報を作らなければ。