石泉文庫虫干し法座 2日目

7月14日(木)

昨日に引き続き、石泉文庫虫干し法座。

朝席は、昨日に続いて、

「浄土宗のひとは、愚者になりて往生す」

と、故法然聖人は仰られたと、親鸞聖人がお手紙の中で記されている話より。

愚かな私、悪人である私に気づかされることの大切さを聞かせていただく。

 

朝席が終わると、石泉文庫から蔵書を専徳寺へと運ぶ。

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今年も広南小学校6年生のみなさんがお手伝い。

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本を運び、今度は本堂で、干し方を教えていただきながら、ロープに干していく。

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毎年、この時期だけの風景。

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干し終わったら、6年生に石泉文庫の話を。

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例年だと石泉文庫の話と宇都宮黙霖の話をするのだが、今年は先月宇都宮黙霖の話をしたので、お経の成り立ち、本の大切さを中心に。

 

午後3時、朝ほど人手はないけれど、後片付けをみなさんと。

 

そして、夜席。

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『初夜礼讃』のおつとめ中、ツクツクボウシの鳴き声も。

 

こころ ころころ ころころで

六字のなかでこころ ころころ

これでたのしみ なむあみだぶつ (浅原才市)

 

私の心がころころどこに転がろうが、阿弥陀さまの御慈悲のなか。

 

ようこそのお参りでした。

2016年7月14日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku