広南小学校読み聞かせ(89)

7月11日(月)

今朝は小雨。

1学期最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は5年生。

読んだ本は、

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『78円の命』
 (谷山千華 作)

 

先日、78円で購入。(送料800円)

2012年、豊橋市で当時小学6年生だった作者が書いた作文。

同市の話し方大会で最優秀賞に選ばれ、その後同市の道徳の授業でも取りあげられるようになった。

その作品に共鳴したメンバーが集まって「78円の命プロジェクト」を立ち上げ、クラウドファンディングで寄付を募り、このほど78円のこの絵本が出来た。

 

近所の野良猫キキ。

赤ちゃんを産んだけど、ある日、その赤ちゃんを預かっていた鈴木さんから、「〇〇センター」に連れて行ったよ」と聞かされる。

誰かにもらわれていって幸せに暮らしてるんだと思って、友だちにそのことを話すと、「保健所」に連れて行かれて殺されるんだと知らされる。

家に戻ってインターネットで調べたら、1匹につき、殺されるのにかかる値段が78円。。。

 

6年生の「いのち」を思う気持ちが綴られている。

 

読み終わって、感想を聞くと、近所に野良猫が住んでいるそうで、そのネコのことを思いながら、一生懸命感想を述べてくれた。

 

「殺処分ゼロ」って言葉を時々目にするなぁと思って調べてみたら、何と広島県の2011年度犬猫殺処分数が全国一!

その後、殺処分ゼロを目指し、ボランティア・ふるさと納税・そしてTNR活動(ノラネコの避妊手術)などを。

避妊手術をしたノラネコは、どちらかの耳の先を目印としてカットされると。。。

えっ?あのジバニャンも??

 

今日は、広南中学校が一昨日の土曜日参観の代休で休み。

せっかくの休みだけど、読み聞かせのボランティアに参加してくれる人を全校生徒に呼びかけてもらったら、1年生7名が申し込んでくれた。

1名、風邪で来れなくなって、6名の中学生が1年生から4年生までの教室で読み聞かせ。

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2016年7月11日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku