6月23日(木)
今日は長い長い1日。
朝2時に枕元に念のため置いていた携帯電話のけたたましい音で目を覚ます。
そのあと、町内放送が聞こえてきて、「避難警告」が発令されたと。
「避難準備」となっていたので、本堂の電気はずっとつけていたけれど、とりあえず本堂のまわりを点検し、雨雲レーダーの動きを見ながら、雨音がおさまるのを待つ。。。
4時頃、少し音もおさまってきたので、寝ることに。
そして朝、広南中学校から「自宅待機」、広南小学校から「休校」のメール。
これまでも、災害等があったとき、問い合わせが多かったのは遠方の方より寺のこと、墓のこと。
そんなこともあり、雨もやんで天気も良くなったので、スクーターに乗ってアラメの鼻の専徳寺墓地まで。
海は何ともいえない色に。 参道は流れた落ち葉等で滑りやすく。
それでも、崩れたところは見受けられず、小坪へ向かって下りようと思ったら。。。
目の前に土砂と枯れ木枯れ草、そして勢いよく流れる水。
仕方なく引き返し、下の道を通って、今度は小須磨の墓地へ。
以前もあったが、小坪から白岳へと抜ける道への登り口付近に土砂が流れたようで、地域の方々総出で後片付けを。
そこを抜けて小須磨への道に差し掛かると、流れた土砂と水が。。。
通りがかった車が、出来るだけ水たまりと泥を避けながら離合。
こちらもスクーターで転けないよう、ソロリソロリと。
お墓は水がかなり流れたものの、裏が崩れたりすることはなかった。
こうしたことは、早く知らせねばと、帰ってすぐにFacebookに投稿。
広南中学校は、一昨日同様、午後からの登校。
でも、広電バスの広長浜線が崖崩れの恐れがあるからと1日運行を見合わせ。
いつ運行再開になるのやら。。。
夜は西光寺にて我聞会。
輪読は『蓮如上人御一代記聞書』(204)(205)。
(204)は現当二益、そして(205)は「摂取不捨」の意味。
法話は、アポロ11号の話より「弥陀弘誓の船」のお話。
明日もお天気が悪くなるとか。
「逃ぐるものを追わえとる」
阿弥陀さま。 弥陀の願船にただいま乗せていただいているとお聞かせいただいても、嵐のなか、揺れる船ではなかなか心は。。。
それでも、不安でいっぱいの子どもを抱きしめる親心。
何はともあれ、しばらくは気をつけて。