5月9日(月)
雨で肌寒い。
大型連休も終わり、今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は6年生。 読んだ本は、
『ふしぎなともだち』 (たじまゆきひこ作)
先週読んだ『そうべえ ごくらくへゆく』の作者たじまゆきひこ(田島征彦)さん。
田島征三(たしませいぞう)という絵本作家と名前があまりにも似ていると思ったら、双子の兄弟だそう。
しかも、たじまさんの作品は染色による絵本。
昨年の日本絵本賞の大賞に選ばれたこの『ふしぎなともだち』は、自閉症のともだち“やっくん”との交流を描いた絵本。
みんな、シーンと聞き入って。。。
絵本の帯に、
子どもの時間に、自分と違った人とふれあうことが「共に生きる」の基本となります。
「変だね、ちょっとふしぎ」それでいいのです。
「ふしぎだけど友だち」と感心をもち、「どうしてだろう」と想像力を働かせてつきあうことが、かかわる人の、豊かな感性を育み、深く広い価値観をもつ大人へと成長させてくれます。
まさに、絵本のなかの、やっくんとそのクラスメイトのように。「共に生きる」共生社会の実現は、「共に遊び、共に学び」の延長線上にあると思います。
―「絵本のたから箱」より
社会福祉法人あおぞら共生会副理事長 明石洋子
と。 楽しいだけでなく、時にはこんなすてきな絵本も。